可愛らしい顔立ちで、人気を博した香田晋

演歌歌手でブレイク中、学生時代は不良少年という経歴をカミングアウト!

さらに、バラエティ番組にも出演し”おバカキャラ”でも知名度を上げたが、現在は芸能界を引退しています。

その理由とは…。

プロフィール

香田 晋(コウダ シン)元演歌歌手、元俳優。

1967年10月12日生まれ、福岡県出身。

B型。

1985年、ラジオ番組『船村徹の演歌巡礼』の一環で行われたカラオケ大会に出場し、『兄弟船』を歌った。その時、作曲家の船村徹氏にスカウトされる。

1989年6月、『男同志』(作詞:星野哲郎、作曲:船村徹)で歌手デビュー。

同年、第31回日本レコード大賞新人賞を受賞する。

1992年、2時間ドラマ『小京都シリーズ・会津涙橋殺人事件』で流し歌手役でドラマデビュー。

1994年、『夢いちど』で紅白歌合戦に初出場した。

2005年、『クイズ!ヘキサゴン 今夜はクイズパレード!!』『クイズ!ヘキサゴンII』にレギュラー解答者として出演し、”おバカタレント”としてブレイク、バラエティ番組への出演が増える。

2012年4月、所属事務所ゴールデンミュージックプロモーションを退社。芸能界引退。

プライベートでは…。

1998年10月、7歳年下の女性と結婚。翌年に長男が誕生しその後、長女が誕生している。

2009年8月、離婚。さらに、その数年後交際した11歳年下の女性と現在再婚している。

芸能界引退理由

紅白歌合戦にも出場し、クイズ番組では“おバカ”キャラとして愛された、演歌歌手の香田晋さんは、2012年4月に芸能界から何も語らず引退されました。

人気歌手だったにも関わらず、引退してしまったその理由とは、一体どのような事だったのでしょうか?

芸能界から引退した三年後、香田晋さんはこのように語り、引退理由を明らかにしました。

「僕が気持ちのうえで、芸能活動を続けられなかったんですよ。精神面で追い込まれていたんです。精神科にも通っていましたから。バラエティ番組では明るく振る舞っていたけど、僕の心の中はズタズタで。十分な暮らしはさせてもらっていたけど、時間的な余裕がなくて何も楽しくなかった。」

この当時、バラエティ番組で人気者になった香田さんは、グルメのレポートやトーク番組など、演歌歌手以外の仕事が多くなっていきました。

そして「そのうち、歌もなかなか思いどおりに歌えなくなってきてしまった。声が出ないというか、イメージどおりに歌えない。そうなると、トークでごまかしたり、演出でごまかしたりして逃げるようになった。」と言います。

そんなことからさらに、精神的に追い詰められ…結果的に、芸能界から逃げ出し引退してしまった理由との事です。

人気が出れば出るほど、本業ではない生活に疲れてしまった様子の香田さん。

そんな印象ではなかったので、とても意外な感じがしますよね。

お店の板前をしている!?

現在の香田晋さんは、自身の出身地である福岡県内で飲食店を経営し、板前として腕を振るっていると言います。

香田さんは引退前に、”鮪解体師1級”免許取得されています。

そして、デビュー前のこんなエピソードもあります。

それは作曲家の船村徹氏のもとで修業していた、内弟子時代の香田晋さんは、だしからとって料理を作っていたので、彼の料理はすごく上手で好評だったといいます。

さらに歌手時代には、自身の料理本を出版しています。

そんなことから、料理は以前から得意という事がわかりますよね。

現在経営されているお店では、香田さんが料理し、奥様が接客をして夫婦二人で店を切り盛りしているそうです。

そして、料理だけでなく歌手時代に培った腹式呼吸で、健康な身体づくりを目指す教室も始めているとの事で、香田さんは「腹式呼吸で内側から健康になってもらい、カラオケの好きな方に対してはそれで、歌がうまくなってもらいたいなと。歌手としては、いろんな経験をしているので教えられることはたくさんあると思いますよ。」と語っています。

ちなみに香田晋さんは、「もう芸能界に戻る気はない」と、きっぱり表明しています。

人気歌手でキャラクターも個性的だった香田さん、とても残念と思っている方は多いかと思いますが、香田晋さん自身が楽しめず苦しむ生活なら、仕方がないですよね。

料理人としても経営者としても、持ち前のあのキャラクターで成功してほしいですね。