元プロ野球選手の新垣渚さん。
ソフトバンクで活躍していた投手ですが、現在は何をしているのでしょうか?
また、スカウトとの衝撃の関係があったというのも気になりますよね。
今回は、新垣渚さんのプロフィールや、スカウトとの関係、そして現在の様子などまとめてご紹介しましょう。
プロフィール
まずは、新垣渚さんのプロフィールからご紹介します。
・本名:新垣渚(あらがきなぎさ)
・生年月日:1980年5月9日
・出身地:沖縄県那覇市
・身長:190センチ
・体重:83キロ
小学2年生からお兄さんの影響で野球を始めたそうです。
しかし小学校時代の交通事故で右足に人工骨を受ける手術をし、中学時代も3年間金属製プレートを外せず、まともに走ることもできなかったと言うことですね。
そんなこともあり、高校ではボクシング部へ入る予定だったそうですが、高校のボクシング部がなくなり、沖縄水産高校で野球部に入部。
高校では甲子園大会にも出場し、全国大会史上初の151キロを記録していますが、初戦敗退しています。
九州共立大学へ進学し、その後2002年ドラフト会議で福岡ダイエーホークスから自由獲得枠指名で入団。
長身から投げ下ろすスリークォーターから投げる平均球速約147キロ、最速156キロのストレート、スライダーとフォークが武器で、縦のスライダーは球界随一のキレと言われていました。
晩年は肩と腰の故障などもあり、ヤクルトへ移籍し、2016年に現役を引退しています。
スカウトとの関係
新垣渚さんといえば、スカウトとの関係というのが話題になります。
その理由ですが、新垣さんが高校時代に遡ります。
新垣さんは投手として一級品でドラフトで1位で指名されますが、元々新垣さんは地元九州のダイエーホークス入団を熱望していました。
ダイエー以外なら九州共立大学に進学すると宣言していたんですね。
しかし、ドラフトで交渉権を得たのは、ダイエーではなくオリックスでした。
新垣さんは、ダイエー入りの夢が叶わなかったので号泣しながら入団拒否。
態度を硬化し、オリックスの交渉を門前払いしていたそうです。
当時のオリックスの交渉役はスカウトの三輪田編成部長でしたが、交渉の過程でマンションから身を投げて自殺してしまいます。
このとき、交渉できずに困っていた三輪田さんの元に、沖縄水産高校の監督と親しいと語る人物が表れ、「裏金5000万円を要求すれば監督と会わせる」と話しかけられたそうです。
そして、5000万円が支払われ、監督とは会えたようですが、交渉は失敗したんでしょうね。
その責任をとって自殺したのではないかと言われていますが、真相は分かりません。
後味の悪い事件で「新垣事件」と言われています。
現在
2003年から福岡ソフトバンクホークスで活躍しいた新垣渚さん。
2016年に現役を引退し2017年からはソフトバンクの球団職員として働いていました。
野球振興部員として、野球教室の指導や運営に携わっていたそうですよ。
福岡ソフトバンクホークスジュニアチームの監督などもしていたということで、指導者として力を発揮していたと言えるでしょう。
現在は「ホークスベースボールスクール」のコーチとして、子供達に野球の素晴らしさを伝えているということです。
ホークスの子会社AcroBatsと言うところと契約をしていて、自営業という形のようですね。
元々、現役時代からお金の管理はしっかりしていたという新垣渚さん。
現役時代からセカンドキャリアについて考えていたということで、しっかりしているのが分かります。
2009年に結婚されていますが、その頃からはお嫁さんにお金の管理をしてもらい、お小遣い制だったという事でした。
現役時代で毎月20万円のお小遣いというのは、プロ野球選手としては少ない気がしますが、それでも不満もなかったということ。
現役を引退して給料が減ったときにはお小遣いも20万円から8万円に下がったそうですよ。
まあ、給料が下がったのだから仕方が無いとは思いますけど、今ではお小遣いももらっていないという事でした。
本業の野球教室の給料は全て家庭に入れて、副業の収入を自分のお小遣いにしているというから、家庭の事をしっかり考えていますよね。
子供も3人いるということで、これからお金がかかるというのが分かっているからこその貯蓄なのでしょう。
現在は、週5日がホークスベースボールスクールの指導で、残り2日がイベントやメディアへの露出ということです。
やはり元プロ野球選手というのは、仕事があると言うことなのでしょう。
現役時代に活躍していたからこそというのはあると思いますけどね。
また、野球界に貢献していきたいという思いがあり、1人でも多くの子供達に野球に興味を持って貰いたいとアクションを起こしているということでした。
株式投資などにも興味があり、色々と勉強をしているそうですよ。
現役時代よりも長い生活がありますから、こういったセカンドキャリアはしっかり考えた方が良いと言うことでしょう。
そういう意味では新垣渚さんは、しっかりと現実を向き合って生きているといえるでしょう。
これからも、野球界に貢献して欲しいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。