元プロサッカー選手の小野伸二さん。
現役時代はミッドフィルダーとして活躍し元日本代表メンバーでしたよね。
天才と言われていましたが、どんなサッカー人生を歩んでいたのでしょうか?
また、現在は何をしているのか?
現在の姿などの画像も添えて、色々とご紹介していきましょう。
サッカー人生
小野伸二(おのしんじ)さんは、1979年生まれの2024年6月現在44歳。
身長は175センチ、静岡県出身ですね。
FIFA世界大会、UEFAクラブ国際大会の全てに出場している唯一の日本人選手ということで、サッカーのスーパーエリートというのがわかります。
そんな小野伸二さんのサッカー人生ですが、小学生時代から天才と呼ばれ、地元では知らない人はいなかったということ。
10人兄弟の6番目、子供時代は母子家庭であり、あまり裕福では無かったそうで、サッカー少年団にも入っていなかったそうですが、小野さんが一人でプレーをしている姿を少年団の監督が見て「お金はいいから是非入ってくれ」と勧誘されたというから、やはり人とは違っていたのでしょうね。
12歳でナショナルトレーニングセンターに参加し、この頃から天才的なサッカーセンスで、稲本潤一さんは「ごっつい奴がいる」と思っていたそうです。
13歳でU-16日本代表に初選出、それ以降は各年代の代表チームの中心選手として活躍。
高校卒業後はJリーグの13クラブからオファーがあったそうで、その実力の高さが分かりますね。
浦和レッズに加入し、その後18歳でフル代表初出場を果たしています。
この18歳でのワールドカップ出場は、日本代表史上最年少で今も破られていない記録ということですよ。
その後、オランダリーグの強豪クラブ・フェイエノールトに移籍。
フェイエノールト在籍5年で欧州サッカー連盟主催の国際大会に7回出場し活躍していましたが、怪我も多かったですね。
怪我さえなければもっと活躍していたでしょう。
小野伸二さんの怪我といえば、1999年7月5日のシドニーオリンピックアジア地区一次予選の対フィリピン戦での左膝靱帯断裂の重傷ですね。
この怪我で長期離脱しましたが、この後の小野伸二さんは今までイメージしていたものが、全く浮かばなくなったという事でした。
何も考えなくても試合の情報というか映像が凄く、すべてが見えている状態だったそうですからね。
この怪我のあとは、本調子では無かったと言う事なのでしょう。
2006年には浦和に復帰しますが、2008年にドイツブンデスリーガのVfLボーフムに移籍。
2010年に清水エスパルスに移籍し、2012年にはオーストラリア・Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに移籍。
2014年にJ2のコンサドーレ札幌に移籍し、2019年にJ2のFC琉球に移籍。
そして2021年にコンサドーレに復帰していますね。
晩年は移籍が多いと思いますが、どこのチームでも活躍していたと思います。
プレースタイルとしては、中盤から攻撃を組み立てるゲームメーカーであり、チャンスメーカー。
小野伸二さんへの評価はかなり高く、ラモス瑠偉さんは「日本で天才がいるとしたら小野伸二。もし怪我していなかったらバケモノみたいな選手になっていたよ」と発言。
元オランダ代表のスナイデルは、最も衝撃を受けた対戦相手に「小野伸二だね」と即答していますからね。
怪我さえなければっていうのは凄く思いますが、晩年はサッカーを楽しんでいたようですし、魅せるサッカープレイスタイルでした。
今何してる?
2022年に北海道コンサドーレ札幌と生涯契約を結んだ小野伸二さん。
2023年9月27日、44歳の誕生日に自身のインスタで、今シーズン限りでのプロサッカー選手として引退を発表しています。
今は現役を引退し、日本サッカーに携わりたいということで活動していますね。
引退直後は、イベント参加やメディア露出で多忙だったようです。
現在は、北海道コンサドーレ札幌のアンバサダーに就任していますよ。
現在の姿
コンサドーレ札幌のアンバサダーに就任した小野伸二さん。
役職名は「One Hokkaido Nexus Organizer)で、略称は「O.N.O」ということ。
北海道がより楽しく一つになるよう、ファン・サポーターとパートナー企業、クラブの絆を深める活動を行っていくそうですよ。
また、サッカーの楽しさを多くの子供達に知ってもらい、気候変動問題などにも関心をもってもらいたいと活動しているということ。
他にも「小野伸二×DAZNプロジェクト」があり、現役引退までの日々、そして引退後の新たな人生のスタートに密着したオリジナルドキュメンタリーを配信。
ということで、現在は引退はしていますが、今後もサッカーに関わる仕事を続けて行く事でしょう。
天才と言われた小野伸二さんですから、その発言にも注目が集まりますよね。
試合の解説などの仕事も増えると思いますが、個人的には指導者への道へと進んで欲しいですね。
是非、第二第三の小野伸二を育成して欲しいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。