敏腕プロデューサーとして知られているエイベックス・松浦勝人。

そんな彼ですが、最近は表に出ることが少なくなっています。

果たして現在どのような生活をしているのでしょうか?

プロフィール

別名 Max Matsuura

生誕 1964101

出身地 神奈川県横浜市港南区

学歴 日本大学経済学部産業経営学科卒業

ジャンル J-POP、ユーロビート

職業 音楽プロデューサー、実業家

活動期間 1988

松浦は中古車の販売をする業者の家庭に生まれました。

大学時代は何もやりたいことがなくフラフラしていましたが、地元のレコード店でアルバイトをしたことを機に物語は動き出します。

松浦は店長に気に入られたこともあり、店を盛り上げるために様々な催し物を行いました。

またこの時に、後に一緒に起業する林真司と小林敏雄にバイト仲間として知り合っており、また当時高校生だったEXILEHIROはこのレコード店の常連客でした。

大学卒業後に松浦は店長と父親の共同出資によって、株式会社ミニマックスを立ち上げました。

松浦は社長に就任し、林と小林もそれに続きました。

この事業の一環としてフランチャイズの店舗を上大岡駅前に設立し、たちまち大繁盛しました。

またこの店舗ではのちにミュージシャンとなる五十嵐充もアルバイトをしており、才覚が認められハイスピードで店長に昇格しました。

その後1988年に松浦ら3人はエイベックス・ディーディー株式会社を創業し、レコードの輸入業を始めました。

しかし松浦は全く経験のない大事業の運営に四苦八苦し、実業家の依田巽を経営者として三顧の礼で迎え入れました。

依田は自社レーベルの「avex trax」の設立を主導し、松浦も現場単位で奔走しました。

その功績が認められ、翌年には専務取締役に就任しました。

またその頃小室哲哉と知り合い、二人は会社の垣根を越えてコーディネイトや音楽制作に取り組むなど親睦を深めていきました。

1995年、モデルの原口香と結婚しましたが、1年も経たないうちに離婚し、このことは松浦の心を傷つけました。

さらに盟友とまで言われていた小室と印税の分配やプロデュース方法によって決裂し、二人は口を利かない関係にまで悪化しました。

そのような事もあって松浦はますます仕事に熱中するようになり、1998年にはエイベックスを東証一部上場にまで導きました。

浜崎あゆみとの関係

松浦と浜崎が初めて出会ったのは1995年の事です。

当時浜崎は六本木のディスコ・ヴェルファーレで店員として働いており、そこでVIPとして来ていた松浦と知り合いました。

当時浜崎はサンミュージックと契約していましたが、1996年の末に契約を解除されたことをきっかけに浜崎はエイベックスに移籍しました。

松浦は浜崎の容姿を完璧と評しており、社会の幹部の反対を押し切って全力で投資していきました。

当時浜崎は駆け出しながらドラマなどに出演しており、全くの新人というわけではありませんでした。

そこで松浦は浜崎と共にニューヨークに赴き、3か月間みっちりボイストレーニングを仕込みました。

それにより浜崎はアイドルっぽさから脱却し、全くの別人とも言われるくらいにイメージチェンジして日本へ帰国しました。

帰国後は4人程度のグループを結成してメインボーカルに浜崎を置くという形で調整が進められていましたが、浜崎の反発もあって急遽ソロでのデビューになりました。

このように必死にデビューに向けて奔走する姿を見て浜崎は松浦に対して好意を抱くようになり、デビュー前に告白して交際を始めました。

当初は松浦のマンションで同居するなどしていましたが、松浦は浜崎が大ブレイク目前になってスキャンダル化することを恐れ、二人は破局しました。

現在

そんな松浦ですが、2003年にはモデルの畑田亜希と再婚し、幸せな家庭を築きました。

また、2004年には血で血を洗う派閥抗争を制し、依田の影響を排除してCEOに就任しました。

また同年に第1子となる女児が生まれ、2006年には第2子となる男児、2007年には第3子となる女児が生まれるなど子宝にも恵まれました。

2019年には浜崎あゆみの自伝「M愛すべき人がいて」にて恋仲であったことが公表され、翌年にはそれがテレビドラマ化するなど注目を集めました。

また松浦は釣りが趣味であり、よく訪れる千葉県と大分県の自治体に漁業を振興させるために多額の私財を寄付しました。

そのことで2021512日に「公益のため多額の私財を寄付した」として紺綬褒章を受章しました。

いかがでしたか?

松浦が大学時代までは何もやりたいことがないのは少し意外でしたね。

一時代を築き上げたスーパースターがこんなにも一つの場所に密集しているあたり、さながら松下村塾のようです。

当時売れないアイドルだった浜崎を見出して全力で投資し売り出していたあたり、松浦の慧眼が窺えます。

新型コロナウイルスによってエンタメ業界は大変ですが、松浦にはこれからも活躍していってほしいです。