藤山直美さんといえば、親子で喜劇役者で華々しい経歴の持ち主です。
2017年2月17日に乳がんであることを公表しています。
現在の病気の状況、結婚、子どもの有無などくわしく見ていきましょう。
プロフィールや現在の姿をご紹介します。
プロフィール
芸名:藤山直美(ふじやま なおみ)
本名:稲垣 直子(いながき なおこ)
俳優/女優
生年月日: 1958年12月28日(64歳)
出身地:京都府
血液型:B型
配偶者:なし
甥っ子:藤山扇治郎
父は喜劇俳優の藤山寛美のもとに生まれます。
2歳で初舞台後、父とも共演し、芸能生活をスタートさせます。
7歳のとき、父の莫大な借金が発覚し、京都に移住し、中学・高校は普通に暮らします。
京都女子高等学校卒業後はアルバイト感覚で舞台に出演しており、ニート生活をしていたといいます。
5人姉妹の中で唯一父と同じ道を歩み、舞台を中心に活躍します。
90年代からはドラマでを中心に活躍、
2000年公開の映画『顔』では主人公を演じ、映画賞を数多く受賞し、実力も徐々に世間で認知され始めます。
『志村けんのバカ殿様』にバカ殿の妹として出演するなど喜劇女優としても活躍しています。
2006年NHK朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』では、ヒロイン(主役)の花岡町子を演じます。
2015年6月に『放浪記』に次ぐ森の代表作でミスワカナの生涯を描いた『おもろい女』を藤山直美さんの主演で復活します。
森光子さんも愛した舞台の後継者にふさわしい演技力で、観客を魅了しました。
しかし2017年2月17日に乳がんを発表し、2017年3月「おもろい女」公演を中止します。
病気が完治して復帰後、2020年、春の叙勲で紫綬褒章受章します。
それでは乳がんの闘病について詳しく見ていきましょう。
乳がん⁈
藤山直美さんは2017年に乳がんを公表し、当時行っていた舞台も降板し、治療に専念されていました。
幸い、乳がんの発見が早かったことで、治療がスムーズに進んだとのことです。
癌を患った友人の影響もあってか、病気が発覚する前には、日本乳がんピンクリボン活動に寄付をするなど癌に関心がありました。
また、2010年から3か月に一度のペースでがん検診を受診したり、禁酒、禁煙を徹底したり、健康には十分注意されていました。
そのおかげで、乳がんを早期に発見することができ、乳がんを根治させることができました。
1年半の闘病後、2018年10月より舞台『おもろい女』で主演、元気な姿で復帰を果たします。
姉も妹もなくし、自身も病気にかかり、気持ち的には沈んでしまうこともあったと思います。
しかし、そんな姿はお茶の間には見せずに、喜劇女優として舞台に立ち続ける姿が本当に見るものに元気と勇気を与えます。
2020年に入ってからは、舞台以外にもドラマやバラエティなどテレビの仕事にも復帰しています。
コロナで舞台がなかなかできない時期が続きましたが…
現在の姿についてご紹介します。
現在の姿
乳がんを完治させ、舞台でひっぱりだこの藤山直美さん。
現在は経過報告の検査のみで、治療はされていないそうです。
そんな藤山さんは現在、結婚しておらず、子供もいません。
30代の頃に結婚を意識して16年も交際していた彼氏とは、父親である藤山寛美さんの死により破談になります。
結婚を諦め、舞台に人生をかけると誓ったそうです。
そんな藤山さんですが、女性誌でやしきたかじんさんと結婚以上の仲であると報道されたことがあります。
実際やしきたかじんさんの大ファンであり、舞台でもやしきたかじんの歌を歌ったり、番組で何度も共演したり、プライベートでも12時間以上の長電話をするなどの仲の良さでした。
沢田研二さん、王貞治さんのファンであるとも公言しており、多趣味な藤山直美さん。
仕事もプライベートも充実していそうですね。
藤山直美さんには甥っ子がおり(俳優の藤山扇治郎さん)、たいそう溺愛して愛情を注いでいるそうです。
最近では「藤山寛美三十三回忌追善 喜劇特別公演」を控えて稽古に励んでいます。
「お客さんに喜んで帰っていただきたい。それが一番の(父への)供養になる。この2年間は何か宿題を与えられたと思うので、この2年間の生き方が舞台に出るのではないか(コロナ禍)。大変なニュースも多い中、皆様に楽しんでいただけるひとときをお届けすることが、私の使命です。」とステージに飾られた父の写真を見上げ語っていました。
天国の藤山寛美さんも現在の直美さんの活躍を見て、満足しているのではないでしょうか。
現在、64歳の藤山直美さん。
闘病からの復帰を遂げたときの気持ちを「同じ病気(乳がん)に苦しむ人たちが、前を向いて生きていけるように、勇気を与えたい。これからも女優業に励んでいきたい」と語っていました。
これからも、喜劇役者の藤山直美さんから元気と勇気をもらいたいですね。
益々のご活躍を楽しみにしております。