歌舞伎俳優として活躍していた市川猿之助さん。

両親への自殺幇助の罪で東京地検に起訴されました。

とても衝撃の事件でしたが、今後どうなるのかはわかりません。

今回は、市川猿之助さんのプロフィールや、今現在の居場所、そして現在の姿などまとめてご紹介していきましょう。

プロフィール

まず、市川猿之助さんのプロフィールからご紹介しましょう。

・本名:喜熨斗孝彦(きのしたかひこ)

・生年月日:1975年11月26日

・出身地:東京都

・血液型:O型

・襲名歴:1.二代目市川亀治郎 2.四代目市川猿之助

歌舞伎役者四代目市川段四郎の長男として誕生し、1980年に歌舞伎座「義経千本櫻」で初お目見え。

1989年、歌舞伎座昼の部「独楽」を若干13歳で勤めていますね。

1998年には、慶應義塾大学文学部国文学専攻を卒業。

2007年、大河ドラマ「風林火山」に武田信玄役でドラマ初出演を果たしています。

このときに、従兄の香川照之さんが付いていてくれたということで、ドラマ初出演の緊張をほどいていたのでしょう。

2013年には、京都芸術劇場「春秋座」芸術監督に就任し、観客動員数の記録を樹立しています。

歌舞伎役者としては、演じるだけでなく演出などでも力を発揮し、ドラマでも「半沢直樹」に出演など、幅広く活躍していたのが印象的です。

バラエティ番組にも出演していましたが、喋りも上手かったですよね。

老若男女に人気の歌舞伎役者だと思いますし知名度も実力もあるというのが市川猿之助という人でしょう。

今の居場所

2023年5月18日に市川猿之助さんの自宅で、両親と共に倒れているのをマネージャーが発見。

母親は死亡しており、父親は病院搬送中に亡くなりました。

市川猿之助さん自身は命の別状はありませんでしたが、衝撃のニュースという事でビックリしましたよね。

市川猿之助さんは「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という報道がありましたが、警視庁は市川猿之助さんを自殺幇助の疑いで逮捕しました。

一家心中を図ったが失敗したと言うことなんだと思いますが、そんなことをしていはいけません。

どんな辛いことがあっても、生きてさえいれば良い事はあるでしょう。

そんな市川猿之助さんですが、留置されているのは原宿署ということです。

事件直後は精神状態が不安定ということで、都内の病院に入院していました。

しかし、今は落ち着いたということで、留置所にいるということでしょう。

捜査などを行う捜査本部は目黒署にあるそうですが、原宿署は最新設備が整っており、自殺防止の意味合いなどもあり、そちらで留置しているということ。

原宿署は地下2階、地上15階と警視庁管内の警察所で一番高いと言われています。

建物の4階から7階が留置所で、300人収容できるそうですね。

そのどこかに市川猿之助さんがいるということですが、大麻取締法違反容疑で逮捕された俳優の永山絢斗さんもいるということですよ。

最新設備ということで、芸能人が収容されるところなのかもしれません。

現在の姿

さて、最後に市川猿之助さんの現在の様子ですが、どうなっているのかはとても気になりますよね。

現在、両親への自殺幇助の罪で、東京地検に起訴されたというのが書きました。

その後、市川猿之助さんの弁護人が、即日東京地検に保釈請求をしたということ。

警視庁としては、殺人容疑での逮捕も視野にいれていたそうです。

しかし、両親に睡眠薬を飲ませた確たる証拠がなく、自殺幇助の罪になったようです。

「女性セブン」による、性加害やハラスメントの疑惑を報じられるとわかり、そうなると今の仕事も全部駄目になり、両親にも被害がかかるとして、そういった事から逃げるために両親と一緒に「次の世界へ行こう」と、睡眠薬を服用したと供述していました。

実は、市川猿之助さんは熱心な仏徒ということで、事件を起こす前には、仏教の魅力を伝えるテレビ番組や書籍などのオファーを受けていたということ。

天台宗の総本山である比叡山延暦寺には、よく通っていて、20年以上も熱心な仏徒として活動していたそうです。

そういう猿之助さんだからこそ、輪廻転生を信じていたのかも知れません。

今は、両親の事を思い、悔やんでいるのではないでしょうか?

そんな市川猿之助さんですが現在の姿を確認する事はできません。

しかし、精神的にも不安定でしょうし、別人の様な姿をしているのではないでしょうか?

また、今後ですが、ファンからは「再び表舞台に戻って欲しい」という声も多いですが、役者として戻ってくるのは難しいでしょう。

市川猿之助さん本人も「表に出たくない」という発言をしているそうです。

確かにこれだけの事件を起こし、自殺幇助という罪もあれば、復帰はできない可能性の方が高いと思われます。

しかし、歌舞伎界屈指の集客力を持ち、演出や脚本もできる猿之助さんは存在感があります。

できれば復帰して欲しいと思っている人も多いでしょう。

執行猶予がつき、それが明ければ復帰に近づくのかもしれませんね。

厳しい道のりだと思いますが、今は反省の日々を送って欲しいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。