言わずと知れた伝説的野球選手、イチロー。

そんな彼は2019年に引退しましたが、知名度のわりにあまり話題に上がることが少ないです。

そこで今回は、イチローさんの現在の状況について紹介していきたいと思います。

プロフィール

出身 愛知県西春日井郡豊山町

生年月日 1973年10月22日

身長 180㎝

体重 79.4㎏

学歴 愛工大名電高校卒業

職業 シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター

投球・打席 右投左打

ポジション 外野手

プロ入り 1991年 ドラフト4位(オリックス)

初出場 NPB / 1992年7月11日

MLB / 2001年4月2日

最終出場 NPB / 2000年10月13日

MLB / 2019年3月21日

所属 愛知工業大学名電高等学校→オリックス・ブルーウェーブ (1992 – 2000)→シアトル・マリナーズ (2001 – 2012)→ニューヨーク・ヤンキース (2012 – 2014)→マイアミ・マーリンズ (2015 – 2017)→シアトル・マリナーズ (2018 – 2019)

出場退会 WBC 2006年、2009年

獲得メダル 2006年 金、2009年 金

年収は?

そんなイチローさんですが、高校卒業後オリックス・ブルーウェーブスに入団した時は年俸430万円、契約金4,000万円でした。

その後どんどん年俸を上げ、1996年には年俸1億6,000万円を記録し、日本プロ野球を去る2000年には5億3,000万円まで上昇しました。

その後渡米してマリナーズに入団してからも年俸は上がり続け、最大年俸は2008年の1800万ドル(18億5,400万円)です。

なおイチローさんはマリナーズ時代あまりに高年俸だったということもあり、年俸総額を抑えたいマリナーズ側から利子付き分割払いで年俸を払うことを提案され、イチローさんはそれを受諾しています。

よってイチローさんの年俸は現在でも支払いが終わっておらず、支払いは2032年まで続きます。

そのほかにもコーチ業やCM出演料、また後述するマリナーズの仕事の収入もありますので、イチローさんが金銭的に困っていることはないです。

今の仕事は?

イチロー選手は長らくプロ野球選手として活動を続けていましたが、現役引退後はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターに就任しました。

仕事内容はマリナーズや傘下のAAAタコマ・レイニアーズの選手指導だけでなく、GMのサポートなどといった業務も含まれています。

またイチローさんはマリナーズから球団に貢献し大きな功績を残した人物に与えられる「フランチャイズ・アチーブメント賞」を受賞したのです。

現在の姿

そんなイチローさんですが、2019年3月21日、プロ野球選手から引退することを表明しました。

その前日には東京ドームにて開かれたアスレチックスのMLB日本開幕戦にてマリナーズのメンバーとして参加し、2試合に出場し打席にも立っています。

その後イチローさんは野球を純粋に楽しむために友人たちと共に「KOBE CHIBEN」を作り、自身は監督兼エース兼オーナーを務めています。

そのKOBE CHIBENは2019年12月、智辯和歌山の教員チームとほっともっとフィールド神戸にて初試合に臨み、14-0で圧倒的勝利を収めました。

なおイチローさんの投球成績は9回6安打16奪三振131球完投、打撃成績は4打数3安打1四球であり、現役を引退してもなお衰えぬ力を見せつけました。

また2019年にイチローさんは学生野球資格回復制度の研修を受講し、2020年2月に晴れて学生野球資格を回復しました。

なお日本学生野球協会自体は球団に所属している人物の回復を認めておらず、マリナーズに籍を置いているイチローさんもこれに該当していますが、海外球団に所属していることやアマチュア選手の獲得をする立場ではないことから特例として認められたのです。

イチローさんはその特例を活かし、12月に先述した智辯和歌山で野球部の指導に当たりました。

2021年には日本人で初めてマリナーズの球団殿堂に入り、アメリカにおいても大きな注目を集めました。

また先述した高校野球の指導も引き続き続けており、2021年は国学院大学久我山高校、千葉明徳高校、高松商業高校の3校にて指導を行ったのです。

また12月18日には、全日本女子野球連盟と全国高等学校女子硬式野球連盟が主催する「女子高校野球選抜強化プログラ2021」の一環として行われた女子高校野球選抜チームとの試合に臨んでおり、イチローさんは投手として出場しました。

そこでイチローさんは8回に右足にダメージを受けるなど色々なアクシデントはあったものの、9回を4安打17奪三振147球で抑えており、球速も最速で135kmとかなりの好成績を収めました。

その甲斐あって試合は1対0でイチローさんのチームが勝利したのです。

一方で打撃に関してはTikTokerの松本里乃に一つも安打を取ることができず、全て内野ゴロに押さえ込まれました。

引退したとは言え、そこまでイチローさんを抑えることができたあたり、日本の女子野球選手のスキルが上がったことが窺えます。

いかがでしたか?

イチローさんが年俸を分割払いで受け取っていたのはかなり意外でしたね。

引退してもなお日米両国で精力的に活動していますので、イチローさんはこれからも是非現役時代に勝るとも劣らない活躍を続けてほしいものです。