1997年に、兵庫県神戸市須磨区で発生した神戸連続児童殺傷事件

酒鬼薔聖斗と名乗る、当時14歳の中学生による連続殺傷事件。

連日、報道されとてもショッキングな事件で、未だに覚えている方も多数いることでしょう。

プロフィール

酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)元少年A

『神戸連続児童殺傷事件』

1997年に兵庫県神戸市で複数の児童を狙った連続殺傷事件。この事件は後に「神戸連続児童殺傷事件」と呼ばれ、犯人が名乗った「酒鬼薔薇聖斗」という名前から「酒鬼薔薇事件」「酒鬼薔薇聖斗事件」などとも呼ばれる事となった。

酒鬼薔薇聖斗事件は、およそ数ヶ月の間に複数の小学生が連続して殺傷された事件であり、その犯行内容だけではなく逮捕された犯人が、ごく普通の中学生(14歳)であったという点が、社会に大きな衝撃を与える事件となった。

この事件が発覚したのは1997年5月27日の早朝で、神戸市須磨区にある中学校の正門に切断された男児の頭部が、放置されていたのを通行人が発見。

被害者の口に挟まれていた犯行声明文の中で、犯人は「酒鬼薔薇聖斗」と名乗っており、当時推定されていた犯人像は、がっちりとした体型の30~40代であると言われていた。

本名・東 真一郎(あずま しんいちろう)1982年7月7日生まれ。

A型。

兵庫県神戸市出身。

2015年6月10日、32歳となった元少年が手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』を太田出版から刊行した。

初版10万部。

「元少年A」名義となっており、犯行当時及び現在の本名は記載されていない。

同年11月14日、次男を殺害された被害者の父親は、京都産業大学で講演を行い「さらなる精神的苦痛。許されないこと」であるとして、元少年Aの行動を非難した。

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