妖艶なヌードで20世紀を沸かせた女優、由美かおる。

そんな由美ですが、2010年に水戸黄門を降板してからは、あまりテレビで見かけることは無くなりました。

果たして由美は現在どのような生活を送っているのでしょうか。

プロフィール

別名義 西辻 由美子(本名)

生年月日 1950年11月12日

出身地 京都府京都市

血液型 B型

身長 / 体重 157 cm / 44 kg

BMI 17.9

スリーサイズ 86 – 58 – 86 cm

職業 女優

学歴 梅花高校中退

由美は京都市にて生まれ、6歳の時に兵庫県の川西氏に引っ越しました。

幼少期はバレエダンサーになるのが夢であり、夢を叶えるため12歳の時に西野バレエ団に入団しました。

しかし60年代の空前のテレビブームに乗っかる形でテレビ進出を果たし、1965年には「サンデー志ん朝」、1966年に「11PM」に出演を果たすなどタレントとして頭角を現してきます。

そのような流れで西野バレエ団は東京へ活動拠点を移すことを決め、由美は高校を中退してこれに続きました。

そして1967年、由美は金井克子や奈美悦子らと共にダンスグループのレ・ガールズの結成に参加しました。

結成してすぐさま「レ・ガールズ」という冠番組が始まるなど初めから期待されており、ミニスカ姿でマリリン・モンローの歌を歌っている姿が話題になるなど、めきめきと頭角を現してきました。

そのこともあって、1967年にはクラウンレコードから「レモンとメロン」を発表し、歌手としても活動していきます。

またその頃、由美はアース製薬のCMキャラクターとして登用されており、この宣伝のホーロー看板は全国津々浦々に掲げられました。

それは令和となった今でも、山間部のバス停などで目にすることが出来、いかに由美が国民的に人気だったのかが窺えます。

若い頃

そんな由美ですが、女優としての活動も積極的にするようになり、1973年には映画「同棲時代-今日子と次郎-」で初ヌードを披露しました。

更には同年には映画「しなの川」でオールヌードを披露しており、妖艶な魅力に多くの人が虜になりました。

1979年、由美は羽田から白浜行の飛行機に乗り込みましたが、その飛行機が離陸後に後輪の左車輪が故障していることが発覚しました。

幸いにして発見が早かったこともあり、すぐさま羽田に引き返して何とか着陸し、乗員乗客全員無事でした。

その後も積極的に女優としての活動を続けていた由美ですが、1986年に「水戸黄門」にレギュラー出演するようになります。

由美はこれまでにも水戸黄門にはゲスト出演していましたが、制作陣から「全く新しいキャラクターを作りたい」と言われて自分自身で考案しました。

その結果、生まれたのが「かげろうお銀」であり、当初は江戸時代と言う世界観に合っていないと言われましたが、シリーズが進むにつれて定着していきました。

由美は得意のバレエを活かした殺陣を行い、非常に斬新であるとスタッフからの評判も良かったです。

また水戸黄門では恒例となっている入浴シーンは合計で200回にもわたり、途中でキャラクターが「疾風のお絹」に代わってもなお途切れることはありませんでした。

24年間、由美は水戸黄門に出演してきましたが、2010年に今回放送される分をもって降板することを発表しました。

なお由美の後継的ポジションは雛形あきこが引き継ぐこととなり、その1話では両者は共演しました。

現在

由美にはノーベル賞を受賞した小柴昌俊や元衆院副議長の渡部恒三のようにファンを公言する人も少なくなかったですが、結婚歴は意外なことにないです。

由美自身はかつては「歳の離れた人と結婚して世界1周をしたい」と語るなど意気込みを見せていましたが、今では「結婚には興味が無い」と語っています。

しかし事実婚をしていた時期はあり、その相手は数学者の秋山仁です。

ふたりはアコーディオンと言う共通の趣味を通して仲良くなり、2014年に週刊誌に事実婚状態にあると報じられました。

ところがこの3年後に破局し、双方ともに交際の事実を否定しています。

2019年には37年ぶりにニューアルバムのリリースが決定し、それを記念してオフィシャルサイトも始まりました。

現在では西野塾で呼吸法を教える講師として活動しながら、全国で講演を行っています。

ちなみに西野流呼吸法とは、西野皓三によって生み出された健康法であり、足芯呼吸という独自の深くて長い呼吸によって細胞を活性化させるものです。

今年4月の婦人公論のインタビューでは見事なY字バランスを披露し、未だに老いを感じさせない体を見せつけました。

健康にはかなり気を使っているとのことなので、由美の活躍はこれからも続くでしょう。

いかがでしたか?

かげろうお銀が由美自身で考えられたキャラクターだったのは、少し意外でしたね。

水戸黄門での殺陣の上手さを見るあたり、バレエの経験が生きてきていると感じました。

また呼吸法で健康を保つあたり、鬼滅の刃みたいで非常に興味深かったです。

これからも様々な分野で、由美の活躍を見ていきたいです。