「あいのり」史上最も長く旅をつづけた男として有名なヒデ。

そんな彼ですが、一言では語れないような壮絶な人生を送ってきました。

今回はそんなヒデの軌跡について紹介していこうと思います。

プロフィール

本名  :今澤徹男

生年月日:1984年8月20日

出身地 :山梨県

身長  :177cm

血液型 :A型

ヒデは1984年に山梨県にて生まれました。

本名は今澤徹男であり、中学・高校時代は「テツ」などと呼ばれていましたが、「あいのり」に出演した際にサッカー日本代表の中田英寿にどことなく雰囲気が似ていたことから、「ヒデ」という愛称がつき、メンバーからも基本的にはこの名前で呼ばれるようになりました。

「あいのり」に初出演を果たしたのは2004年7月であり、ヒデが19歳の時です。

その後ヒデは2005年12月までの1年半の間、アフリカを中心に14か国を旅し、視聴者の間からも話題となっていました。

なおこの「あいのり」は2009年に放送が終了した後、2010年に続編の「あいのり2」が始まりましたが、この「あいのり2」では、一定期間ごとに番組の展開に関わらず新メンバーが投入され、8人目が合流した時点で、日本へ「強制帰国」させるメンバーを選ぶというルールが追加されました。

このルールについてネット上では「第二のヒデを防ぐためのルールだ」などと騒がれましたが、真相は定かではありません。

このようにネット上ではヒデは恋愛よりも長旅が目当てなのではないかとネタにされることも多かったのですが、恋愛をしていなかったのかというとそういうわけでもなく、当初は7歳年上の美人女性の簗田加代子に好意を寄せていました。

ヒデのアプローチは比較的上手くいき、二人は結ばれるのではないかと思われていましたが、簗田が途中で帰国したため結局告白出来ませんでした。

その後ヒデは紆余曲折を経て別のメンバーの小林礼に恋をし、同じく好意を寄せていた別の男性とダブル告白をします。

しかし小林は別の男性を選び、ヒデは番組のルールに従って一年半もの長い旅路を終えることとなりました。

結婚からの離婚が壮絶

日本へ帰国後、ヒデは週末になるといつもアフリカ雑貨を売るためにフリーマーケットに出店していました。

そんな中友人の店に告白しそびれた簗田が手伝いに来ており、ヒデはここで連絡先を交換しました。

その後も二人は連絡を重ね、2007年に3年前できなかった告白を簗田に行い、それを機に交際をスタートさせました。

しかしある意味ドラマよりもドラマチックな恋はドラマのようにうまくいかず、1年近くで破局の憂き目を見ることとなったのです。

とはいえ恋多き男であるヒデは失恋にめげることなく恋愛を続け、2013年には海でナンパしたのを機に付き合い始めた女性と見事ゴールインを果たしました。

はじめは順風満帆の結婚生活が続いていましたが、3年目に入ったころから夫婦間でのすれ違いが起こるようになり、2016年の1月に妻の方から「私たちはこれからきっとうまくいかないと思う」「お互いのために別れよう」と離婚を切り出されました。

ヒデが後から振り返ったところによると、共働きで互いにすれ違う日々が続いたからなのではないかとのことであり、もう少し上手く出来る方法はなかったのかと悩んでいたのです。

現在

ヒデは「あいのり」にて何か国も旅をして惚れ込んだアフリカの民芸雑貨を販売するショップを都内にオープンし、店舗経営に心血を注ぐようになりました。

このショップは大成功を収め、現在では日本国内だけでなくタイのバンコクなど海外にも展開しています。

以前ヒデがテレビに出演した際にインタビュアーが「どれくらい儲かっていますか?」と聞いたところ、「調子がいい時は年商2億円程度」と答えたとのことであり、今ややり手の青年実業家として名を馳せています。

またヒデはビジネスだけでなくアフリカ諸国との親善を図るための活躍もしており、イベントの開催などにも積極的に取り組んでいます。

2020年5月には、自身が開発した新しい製品の「アフリカ布マスク」の収益の一部を寄付しました。

この寄付されたお金はウガンダやコンゴ、ブルンジといったアフリカの中でも最貧国といわれる国々の元少年兵や難民、性暴力被害者への職業支援や識字支援などといった自立支援のために活用されるとのことであり、慈善活動にも積極的です。

このように実業家や慈善家としてもヒデは目覚ましい活躍をしていますので、今後の活躍には目が離せません、

いかがでしたか?

「あいのり」でアフリカ大陸を一年半近く旅をしていたヒデが、当初は好きな人がいたというのは少し意外でしたね。

運命的な再会を果たして交際したとしてもそのままゴールインできないあたり、現実は恋愛ドラマみたいに甘くないと改めて実感しました。

今後アフリカ諸国と日本の関係は今まで以上に重要になってきますので、思わぬところでヒデの名前を見る日が来るかもしれませんね。