卓越した演技力で時代を沸かせた女優、秋野暢子。

そんな彼女ですが、意外なことに経歴はあまり知られておりません。

果たして現在どのような生活を送っているのでしょうか?

プロフィール

本名 秋野 暢子

生年月日 1957118

出生地 大阪府大阪市中央区

身長 170 cm

血液型 A

職業 女優・タレント

ジャンル テレビドラマ・映画

活動期間 1974

配偶者 田代冬彦(1983 – 2001年)

事務所 しまだプロダクション

学歴 四天王寺高校卒業

秋野は1976年に「青春の構図」にて初の映画デビューを果たしており、秋野の核心に迫った演技もあって人気を博しました。

1977年には「愛はみなし児」でCDデビューを果たし、歌手としても一定の成果を収め、1981年にはフジテレビ「俺たちひょうきん族」に歌手として出演しました。

その2年後の1983年、秋野はTBSのプロデューサーの田代冬彦と結婚します。

結婚後、秋野が引退する事も囁かれていましたが、その後も精力的に女優活動を続けており、1984年には読売テレビ「女系家族」に、その翌年にはフジテレビ「男の家庭科」に出演しています。

1986年には映画「片翼だけの天使にてベストテン主演女優賞を取り、女優としての評価を確固たるものにしました。しかし子供に関してはなかなか出来ず、不妊治療などを重ねて1993年に娘を出産しました。

秋野は出産後も勢いを緩めずに活動を続け、1995年にはTBS「月曜ドラマスペシャル / ミニパト婦警の事件簿」にてさっそく主演を務めています。

その翌年には同じくTBSの「その気になるまで」にてレギュラー出演を果たしており、最高視聴率は20.2パーセントを記録しました。

しかしプライベート面ではあまり恵まれておらず、2001年に19年連れ添った夫と離婚し、シングルマザーとなりました。

その後は故郷・大阪に活動の軸足を置いており、2006年からは読売テレビ「情報ライブミヤネ屋」にてコメンテイターを務めるなど関西ローカルに重きを置くようになりました。

若い頃

秋野は難波の呉服屋の末っ子として生まれました。

小学生の頃はとても裕福でしたが、父親が借金の連帯保証人になって財産を失った事により一転してかなり貧しい生活を強いられることになりました。

そのことによって小学校低学年の頃は虐められていましたが、学芸会で主役を演じたことを機に明るくなり、いじめはなくなりました。

またそのことで秋野は演劇の面白さに目覚め、中学・高校時代は演劇部で活動していました。

どちらでも部長を務めており、高校在学中にはこの演技力が注目されてNHKテレビ小説「おおさか・三月・三年」にウェイトレス役で出演しています。

秋野は法律を学ぶために大学進学を目指していましたが、NHKテレビ小説「おはようさん」のヒロイン役に抜擢されたのを機に女優活動を本格化させました。

秋野は高校卒業後、毎日休む暇なくドラマの収録を行っていました。

このようなハードな収録もあってか放送開始前に全ての過程を終わらせることが出来、やじ馬に悩まされることはありませんでした。

秋野の演技力はたちまち世間からの注目を集め、その翌年にはTBS「赤い運命」にて当時絶大な人気を誇っていた山口百恵と共演を果たしました。

しかし秋野が演じていたのは山口をいじめぬく敵役であり、このあまりの激しさに山口のファンから嫌がらせを受けるようになりました。

家に嫌がらせの手紙が届くのはもちろんの事、母親が買い物に行っても物を売ってもらえないなど被害は家族にも及んでおり、秋野は激しいノイローゼに陥りました。

秋野はそのことを共演していた三國連太郎に相談し、三國は「これから女優としてやっていくなら幅が広がるし、あまり気にしない方がいい」とアドバイスしました。

結果として秋野はこのドラマにてさらに注目を集めるようになり、秋野にとって大きなターニングポイントとなりました。

現在

2010年代になっても秋野の活躍は続いており、2016年にはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」にて森田まつ役で出演しており、これで三度目の出演となります。

また秋野は愛犬のレイチェルを可愛がっており、これまでにも密着取材などでよく登場していました。

しかし2018年レイチェルに重い病気が見つかり、秋野は犬用の輸血を呼びかけるなどドナーを探すために東奔西走していました。

幸いにして回復し、翌年にはソファーでくつろぐレイチェルの姿がブログで公開させるなど元気な姿を見せています。

しかし20214月、レイチェルは天命を全うしました。

それにより秋野は深刻なペットロスに陥りましたが、徐々に立ち直りつつあります。

いかがでしたか?

秋野が中高と演劇部に所属していたことは少し意外でしたね。

ドラマで敵役を演じたことによって嫌がらせを受けたという話を聞いて、誹謗中傷というのは昔からあり、むしろ昔の方が酷いと思いました。

様々な障壁を乗り越えてきた秋野なら、ペットロスの障壁も乗り越えられると思いますので、これからも是非活躍してください。