最近では、タレントさんで実業家という方も増えてきましたが・・・
その元祖といえば千葉麗子さんではないでしょうか。
千葉麗子さんは「チバレイ」の愛称で呼ばれた元アイドルで、戦隊ものなどに出演して一躍人気アイドルとなりました。
しかし、人気絶頂期に芸能活動をやめ、実業家に転身。
当時は世間を騒がせました。
そんな千葉さんですが、現在はどのような活動をしているのでしょうか。
プロフィール
名前:千葉麗子
職業:実業家、ヨガ講師、タレント
生年月日:1975年1月8日
出身地:福島県
デビュー:1991年
千葉麗子さんは大阪府に生まれましたが、父親の仕事の関係で福島県で育ちます。
幼い頃から父親にDVを受けていたそうで、両親の仲も悪く、早く家を出て自立したかったという千葉さん。
当時千葉さんは家にいるのが嫌で、よくゲームセンターへ逃げ込んでいたといいます。
1991年に芸能界デビューし、アイドルグループ「オーロラ五人娘」のメンバーとして活躍しました。
1992年、「スーパー戦隊シリーズ」第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』にメイ/プテラレンジャー役で出演し、一躍人気となります。
その他、多くのドラマやCMに出演し、歌手としてもデビューします。
千葉さんは当時所属していた芸能事務所にマッキントッシュがあったことで、パソコンに興味を持つようになり、その後パソコン雑誌などに頻繁に登場するように。
やがて「電脳アイドル」と呼ばれるようになります。
1995年に芸能活動を引退し、ゲーム会社に一般就職します。
同年、精通していたパソコン関連の会社「チェリーベイヴ」を設立します。
仕事の内容はコンシューマーゲーム開発やHPサイト作成、ケータイ公式サイト運営など、多岐に渡り、ITビジネスをしているそうです。
1998年にはサウンドクリエイターのDJ KIRIJAさんと結婚し、翌年長男を出産。
出産と育児を機に、ヨガを始めた千葉さん。
2002年にはヨガインストラクターの資格を取り、千葉さんの会社はIT企業でありながら、ヨガ事業も展開していくという、珍しい会社になっていきます。
この頃から、ヨガインストラクターとして、テレビへの出演が多くなっていきます。
NHKのヨガ番組でもレギュラーとして登場。
当時、ハリウッドセレブ達の間でヨガが流行り出しており、日本の女性の間でも流行るかもしれないと思い立ち、ヨガスタジオの設立に乗り出したとか。
一見、成功者のようにみえる千葉さんですが、出産後は家事と育児に追われ思うように仕事ができず、うつ病になってしまったそうです。
過食と拒食を繰り返し、夫の勧めで病院で診てもらった結果、うつ病と摂食障害と判断されたそうです。
しかし、夫や周りに支えられ、うつ病を乗り越えたという千葉さん。
お子さんがダウン症と言われているので、育児や会社経営など、心身ともに大変だったのかもしれません。
しかし、2011年にはDJ KIRIJAさんと離婚してしまいます。
武田真治との黒い噂
千葉麗子さんと武田真治さんといえばドラマ「南君の恋人」で共演しています。
その時、楽屋である事件が起こったという噂があるようです。
その事件というのは千葉さんと武田さんが楽屋で二人きりになった時、千葉さんに武田さんがセクハラしてきたというものでした。
驚いた千葉さんが大声を出して、スタッフに助けを求めたというのです。
その後、千葉さんは2人の共演シーンをなくしてもらい、撮影を続けたそうです。
楽屋での話のため、真偽のほどはわかりませんが、千葉さん本人が話していたと言われています。
現在と若い頃の差
2012年に再婚した千葉さんですが、精神的に不安定となり、それが原因で離婚、現在は独身のようです。
また現在の千葉さんは、さまざまな活動をしていることも話題となっています。
もともと福島で育った千葉さんは、東日本大震災をきっかけに反原発活動に参加するようになったそうです。
しかし、活動するにつれ、運動を指揮する左翼グループの思想が自分自身の思いとは違うと考え始め、やがてその活動からは離れていきます。
その後、千葉さんは左翼の実態を暴露した本「さよならパヨク」を出版。
しかしこの出版記念サイン会では、会場となる東京堂書店に、「特定の団体や組織を中傷する本のサイン会をかいさいするのはどうなのか」というようなファックスが届いたため、サイン会を中止するという騒ぎにもなったようです。
千葉さんやその活動を支援する有志らからは「言論弾圧だ」という意見も出たようですが、結局サイン会は中止となりました。
この「パヨク」という言葉は「劣化した左翼」を指す言葉だそうです。
その後、千葉さんは右翼団体の街宣活動にも参加しているとか。
かなり過激に行動しているようです。
アイドルから起業家、ヨガインストラクター、または右翼団体活動まで、いろいろな顔を持つ千葉麗子さん。
計り知れない行動力で、これからも様々な分野に、新たな活動を広げていくのかもしれませんね。