昭和・平成を代表している俳優、古谷一行。

そんな彼ですが、そこに至るまでには一言では語れない波乱万丈なドラマがあります。

今回はそんな彼の軌跡について振り返ってみたいと思います。

プロフィール

生年月日 1944年1月2日

出生地 東京都浅草区

身長 170 cm

血液型 A型

職業 俳優

学歴 中央大学法学部卒

ジャンル 映画、舞台、テレビドラマ

活動期間 1967年 –

著名な家族 降谷建志(長男)

MEGUMI(義娘〈長男の妻〉)

降谷凪(孫)

事務所 フロム・ファーストプロダクション

古谷は1973年に一般女性と結婚しました。

一般女性ということもあってあまり情報が入ってきませんが、ネット上の噂によると相当級の美女とのことです。

そんな二人にも離婚の危機があり、それは古谷の浮気です。

というのも当時古谷が出演していた「土曜ワイド劇場、混浴露天風呂連続殺人シリーズ」ではその名の通り温泉旅館で撮影を行っており、そこで羽目を外してセクシー女優の浅井理恵と不倫をしたのです。

この不倫の事実を後に浅井にバラされ、出演も一時は危ぶまれることとなりました。

しかし古谷は即座に不倫の事実を認め、記者会見にて謝罪をしたこともあり、騒動はすぐに収まりました。

古谷本人が言うには妻にかなりこっぴどく怒られたとのことですが、離婚したというニュースは聞いていないですので、許してもらえたのでしょう。

古谷には一人息子がおり、それは降谷建志です。

降谷は初等部から青山学院に通うなどしましたが、後にロックバンド「Dragon Ash」を結成し、音楽活動に集中するために青山学院高等部を中退します。

このことに対して降谷は反対し、最低でも高卒資格は取ることを条件に中退を許しました。

なお降谷は後に通信制の代々木高校に転入しそこを卒業しています。

また降谷はこの時に親の七光りだと思われないように本名の古谷ではなく降谷という名字で活動するようにし、かなり長い間父親が古谷だと気づかれませんでした。

若い頃

古谷は東京都の浅草区にて生を受けました。

古谷は中学校時代の成績はかなり良く、当時は進学校として知られていた板橋高校に進学します。

そこで弁護士になるという夢を見つけた古谷は高校時代を勉強に費やし、見事「法科の中央」と誉れの高い中央大学法学部に現役で合格します。

しかし大学に進学して演劇研究会に入会すると方向転換をし、徐々に俳優になりたいという気持ちを強くしていきます。

そして20歳の時に俳優座の門を叩き、俳優としてのキャリアを積んでいきました。

そして大学を卒業すると正式に俳優座のメンバーになり、俳優としての人生を進めていきました。

古谷は紆余曲折ありながらも順調に俳優としてのキャリアを積み重ね、1969年に映画「新選組」にて初出演を果たしました。

その翌年の1970年にはNHK連続テレビ小説「虹」にて三谷晃役にて初出演を果たし、ようやくテレビデビューを果たしました。

1972年にはNHK大河ドラマ「新・平家物語」にて平経盛役を演じ、俳優としての活躍の場を広げていきます。

また1974年には当時の潮流もあってか「言い忘れたさよなら」というファースト・アルバムを出したりするなど、音楽デビューも果たしたりしていました。

1976年にはシングル「燕の来る頃に」をリリースするなど、そちらも積極的に活動していたのです。

そんな中1977年、毎日放送の「横溝正史シリーズ」にて金田一耕助役を演じ、演技がテレビ関係者だけでなく世間からも注目を集めます。

これにより古谷の人気は上昇し、俳優としての地位を確固たるものとしました。

もちろんドラマは大成功し、それ以降シリーズ内での金田一耕助役は一貫して古谷が演じました。

現在の姿

1979年にはライブアルバム「LIVE LOVE IKKO」をリリースしたり、1981年にはベストアルバム「IKKOBEST」をリリースしたりするなど、音楽活動も合間を縫って積極的にこなしていました。

1982年古谷は朝日放送の「土曜ワイド劇場、混浴露天風呂連続殺人シリーズ」にて主役の左近太郎役を演じ、そちらも当たり役としてヒットを遂げました。

その翌年の1983年にはTBS「積木くずし 〜親と子の200日戦争〜」にて竹村宏役を演じ、古谷の演技力もあってか最高視聴率45.3%を記録しました。

この記録は日本最高記録であり、今なお更新されていません。

その後も古谷の活躍は続き、1997年には読売テレビ「失楽園」にて久木祥一郎役を演じ、さらに注目を集めました。

このドラマでは川島なお美とのギリギリを攻めたベットシーンが話題になり、一部では「本当に入っているのではないか?」と噂されたほどです。

2019年には「悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜」にて磯川常次郎警部役で出演を果たし、新旧の金田一耕助が出そろうことになりました。

今なお古谷は精力的に活動しており、まだまだ活躍は止まりそうにありません。

いかがでしたか?

古谷が学生時代は弁護士になりたかったというのは少し意外ですね。

古谷の孫の降谷凪も芸能界デビューを果たしていますので、いつかは親子三世代での共演も見てみたいです。