名物芸能リポーターとして知られている、井上公造さん。

そんな彼ですが、2021年に引退を表明し、2022年には多くのレギュラー番組から降板しました。

果たして現在井上さんはどのような生活を送っているのでしょうか?

プロフィール

生誕 1956年12月30日

出身地 福岡県福岡市中央区

学歴 西南学院大学商学部卒

職業 元芸能リポーター、元雑誌編集長、元スポーツ新聞記者

活動期間 1986年 –2022年

家族 井上 志保

井上さんは福岡県福岡市中央区にて生を受けました。

井上さんは中学生時代から社会勉強がてら九州朝日放送でナイターオフ番組の制作アルバイトを行っていました。

また成績もかなり優秀であり、福岡県内の超進学校に合格間違いなしと言われていましたが、福岡の公立校の厳しい校則に嫌気が指していたということもあり、自由な校風で知られている西南学院高校へと進学したのです。

井上さんはそこで青春を謳歌し、そのまま西南学院大学商学部へと内部進学をしました。

そのようなこともあって井上さんは芸能界に強い興味を持つようになり、就職活動ではテレビ局を中心に行いました。

しかし地方の私立大学出身ということもあって厳しく、キー局、準キー局共に全く歯が立ちませんでした。

井上さんは地元九州のテレビ局を中心になおも就職活動を続けましたがそこでも苦戦しており、10年近くアルバイトをしていた九州朝日放送にも最終選考で不合格になりました。

最終的に井上さんは明治屋という小売会社へと就職しますが、不本意入社ということもあって続かず、その後数年間職を転々とすることになります。

引退理由

そんな井上さんですが、2021年に自身のYouTubeチャンネルにて、2022年3月をもって主要都市圏のレギュラー番組を全て降板することを公表し、世間を騒がせました。

井上さんが言うには、数年前から自律神経のバランスの崩壊によって収録中にめまいを起こしたり下半身が悪寒に襲われたりするなどといった不調が続いたとのことであり、体調面での問題であるとのことです。

もっとも井上さんは完全引退をするわけではなく、今後も体調に無理のない範囲でコメンテーターや講演活動を続けていくとのことであり、まだまだ井上節は続くことでしょう。

現在

井上さんの引退についてある芸能関係者は「故・梨元勝氏のような突撃タイプではなかった井上氏の取材スタイルには賛否両論ありましたが、需要がなければ月9本のレギュラーを掛け持ちして年収5000万円以上稼ぐことなんてできません。“最後の砦”のような存在だった井上氏が第一線を退くと聞いて残念がっている芸能プロダクションの社長もいます」と語っており、一時代が終わったことが窺えます。

そんな中、井上さんは2022年5月26日、テレビ朝日の「徹子の部屋」に出演し、あまり詳しく語られなかった引退の真相について黒柳徹子さんから「もっと続けてみようとはお思いにならなかった」と聞かれました。

これに対して井上さんは「仕事を全く辞めようとは思っていませんでしたけど、前々からある程度いろんなことを考えてたんですけど、もう芸能リポーターは潮時だなと。自分の中の気持ちとして」とこれからの人生を考えたら芸能リポーターを続けるのは難しいと語りました。

先述した体調不良に関しては、「変な時間に緊張感を高めたり、変な時間に緩めたりというようなことがある不規則な仕事だから、治す方法は、仕事を辞めることだよ。レギュラー番組全部降りたら、体は相当楽になりましたね」とのことであり、引退してからは解決したとのことです。

井上さんは引退を決意するまでにも葛藤をしており、自分の所属している株式会社KOZOクリエイターズの代表取締役を務めている妻から「あなたの人生だからあなたの好きなようにしたらいいと思うよ」と言われたことを契機に決心がついたとのことです。

このことについて黒柳さんに「うちのが事務所の社長をやってるんですけど、もうこの人に任しておけば大丈夫だって言うのがあるから、僕が自分のわがままが言えたっていうのは。本当にそういう意味では感謝してますね」と長年支えてくれた妻に対して感謝の気持ちを伝えています。

また黒柳さんから36年間もの間一線で活躍できた理由について聞かれたところ、「決して何で芸能リポーターやっちゃったんだろうって、辞める今、自分では全く思わなかったです。やってきて良かったなこの仕事って。辞めたあといろんな方とお食事に行けたり、電話で話したりもできてますし、やった甲斐あったと思います」とのことであり、はじめは気が進まない点もあったものの、終わってみれば自分の天職だったのではないかと分析しています。

体調に気を付けながらでいいですので、また井上さんの元気な姿をテレビで見せてほしいものです。

いかがでしたか?

あそこまで芸能界を体現している井上さんがテレビ局の入社試験に全く歯が立たなかったのは少し意外でしたね。

これからも体調に気を付けて、芸能活動を続けてほしいものです。