伊藤英明さんは、『海猿』や『悪の教典』などでは対極的な役柄を演じ、演技力の高さで知られる俳優です。
しかし、近年はメディアに姿を見せることが少なくなっています。
現在の彼はどうしているのでしょうか？
伊藤英明の現在
一時期ほど頻繁にテレビに姿を見せなくなった伊藤英明さんですが、現在はアメリカで生活しているようです。
2016年頃から短期留学を重ね、徐々にアメリカ移住への意思を固めてきたそうです。
人気絶頂の最中にあえて移住を決めた理由は、ハリウッドデビューを目指しているためのようです。
伊藤英明さんは、所属していた事務所にはアメリカで英語を学ぶことを事前に伝えてはいたものの、ハリウッドに関する具体的な言及はしていませんでした。
しかしながら、俳優としての次のステップをアメリカで考えている可能性が非常に高いと言えます。
しかし、一方で伊藤英明さんは以前、英語を使う役柄を演じる際に挫折を経験していたのです。
2012年に公開された映画『悪の経典』の撮影がその時期でした。
撮影はアメリカのニューヨークで行われ、スタッフの多くが外国人だったため、英語によるコミュニケーションが中心となりました。
さらに、伊藤英明さんが演じた役柄は英語教師で、流暢な英語力が求められていたのです。
そんな中で、彼の英語力の評判は決して高いものではありませんでした。
スカッとするかと思って悪の教典(初見)観たけど伊藤英明の英語が気になりすぎて全然スッキリしなかった🤷♀️
— あかり (@1010_bubbles) February 2, 2018
悪の教典、伊藤英明が英語教師って設定なのにガッツリジャパニーズ英語でエクセレーン！て言うのうける
あと山田孝之の使い方。
— シーサイド神来静寂火月来 (@kawaba_tabata) October 28, 2017
日本の映画界をリードしてきた伊藤英明さんが、この作品を通して経験した挫折は並大抵のものではなかったでしょう。
しかし、その挫折を糧に伊藤さんはアメリカに渡り、英語の徹底的な特訓に励みました。
同時に、演技力の向上にも取り組んでいます。
アメリカに渡ったきっかけは、俳優としてのグリーンカードを取得したことでした。
当初は英語の使用に困難を感じ、職業欄の記載にも悩んでいたそうです。
しかし、表現したい思いがあれば仕事の有無に関わらず、自らを俳優だと思えるようになったそうです。
またアメリカの現場では、世界中から優れたクリエイターが集まる傾向にあります。
伊藤さんは、知名度のない状態から人間関係を築き、作品に関わる人々の心を掴んでいきました。
そして最終的には、「あなたと仕事できて良かった」と言われる経験を得ることができたそうです。
この経験は、伊藤さんの自信につながったと語っています。
子供との時間
伊藤英明さんが渡米したのは、俳優としての仕事を一から見直すためであるとともにお子さんのためでもありました。
伊藤英明さんは幼少期、体が弱くて長期の入院生活を余儀なくされたため、両親との十分な時間を過ごすことができませんでした(詳細は後述)。
この経験から、自身の子供にはそのような状況を経験させたくないと考え、子供と過ごす時間を確保するために渡米を決断したのです。
様々な噂
病気説
伊藤英明さんが最近テレビに姿を見せなくなっていることについて、一部では病気が原因だと噂されています。
しかし、これらの噂はすべて根拠のないデマにすぎません。
実際のところ、同じ俳優の坂口憲二さんが特定疾患である「特発性大腿骨頭壊死症」を発症し、活動を休止したことが伊藤さんの状況と混同されているのかもしれません。
伊藤さん自身は、幼少期に「慢性腎炎」に苦しんでいたことがあります。
病気が見つかったのは幼稚園の頃で、以降入退院を繰り返す生活を送っていたため、小学校の6年間のうち実際に学校に通えたのは半分の3年ほどだったそうです。
このような子供時代の経験から伊藤さんには
「自分が諦めてしまえばいつ逝ってもおかしくない」という強い思いがあるようです。
しかしその一方で、「自分自身が活かされている」という感覚も強く持っているとのこと。
この生かされているという強い思いが、今を頑張り、楽しみ、そして挑戦したいという氏のマインドを作り上げてきたのかもしれません。
黒い噂
伊藤英明さんには、関東連合という反社会的組織との繋がりがあるのではないかと囁かれています。
調べてみると、伊藤英明さんは関東連合の元リーダーである石元太一という人物と親しい関係にあり、2010年11月25日に起きた「海老蔵事件」の現場となった飲食店を、伊藤英明さんが市川海老蔵さんに紹介したとのこと。
当時の事件現場に伊藤英明さん自身はいなかったようですが、2人が普段から一緒に飲酒している様子が目撃されていることから、警察が関東連合との関係を捜査する際に伊藤英明さんの名前が取り上げられることになりました。
また、伊藤英明さんには薬物に関する噂も付きまといます。
かつて伊藤さんは幻覚作用のあるきのこ類「マジックマッシュルーム」を大量に摂取し、錯乱状態に陥ったことがあります。
この件で警察に保護され、病院に入院しましたが薬物検査の結果、薬物反応がなかったため処罰を免れています。
しかしこの経験から、伊藤英明さんがより強い刺激を求めて、禁止薬物に手を染めているのではないかという憶測が今もなお消えることはありません。
まとめ
いかがでしたか？
伊藤英明さんは長らくドラマに出演していませんでしたが、2020年1月に放送された医療ヒューマンドラマ
『病室で念仏を唱えないでください』に出演し、医師兼僧侶という独特のキャラクターを演じ、視聴者の心を捉えました。
そして2022年3月18日には、平野隆監督の映画『KAPPEI カッペイ』で主演を務めます。
人類の救世主となるべく修行を積んだものの、世界を救うことができない最強の戦士・勝平を演じました。
さらに2023年1月には、映画『レジェンド&バタフライ』に出演し、木村拓哉さんと共演したことでも注目を集めました。
今後、伊藤英明さんのドラマや映画への出演機会がさらに増えていくことが期待されます。
今後の活躍に注目し続けていきたいですね。
