一世を風靡した女優、賀来千香子。

そんな彼女ですが、どのような軌跡を辿ってきたのでしょうか？

また現在どのような生活をしているのでしょうか？

プロフィール

本名 賀来千香子

生年月日　1961年10月17日

出身地 東京都杉並区

身長　165 cm

血液型 A型

職業　女優

活動期間　1979年 –

配偶者 宅麻伸（1994年 – 2012年）

事務所 テアトル・ド・ポッシュ

学歴　女子美術大学短期大学造形科卒

賀来は1985年には「少女に何が起こったか」、1986年には「男女7人夏物語」に出演するなどTBSのドラマを中心に活動を重ね、多くのヒット作に出演をしました。

また、この時期に賀来はテレビ朝日のバラエティ番組「クイズ！データマッチ」にてレギュラー出演をするなど活動の幅を広げました。

データマッチでの田代まさしと賀来のやり取りは多くの注目を集め、テレビ朝日の黄金時代を支えました。

また1986年には「刑事物語5やまびこの詩」にて映画初デビューを果たし、女優としての地位を確固たるものにしました。

そのこともあってか、これ以降は主演としてドラマに出ることも多くなり、1987年には日本テレビ「禁じられた結婚」、1988年の「私の青春売ります」など多くの作品で活躍するようになりました。

そのようなこともあってかCMへの出演も増えるようになり、花王やクレシアといったそうそうたる企業のCMに出演しました。

1992年、賀来はTBSの「ずっとあなたが好きだった」にて主演を務めます。

このドラマはマザコンの男性とそれに苦しめられる妻を軸に展開されており、トレンディドラマ一色だった当時ではかなり異色の作品でしたが、展開の意外性に注目が集まり、視聴率は回を重ねるごとにうなぎ上りしていきました。

またこのドラマのメインキャストのマザコン男性の「冬彦さん」という人物像にも注目が集まり、冬彦さん現象として世間を沸かせるようになりました。

なお、翌年には事実上の続編である「誰にも言えない」にも出演し、こちらも高視聴率を記録しました。

1994年には俳優の宅麻伸と結婚しました。

二人はテレビ朝日のドラマ「七人の女弁護士」で共演したことを契機に知り合い、やがて交際を始めました。

結婚式では野球選手の中畑清が媒酌をし、賀来と宅麻はオシドリ夫婦として知られていました。

若い頃

賀来は東京都に生まれました。

中学生時代はバトミントンに打ち込んでおり、高校でもバトミントン部に入部しました。

腕前は杉並区大会で3位に入るなどかなりのものだったとのことです。

高校三年生の時、原宿で芸能事務所からスカウトを受けます。

普通の人生を送ってほしかった両親は猛反発しましたが、学生時代だけといって押し切り、賀来は芸能事務所に入りました。

その後、賀来は短大に進学し、雑誌でモデルデビューを果たしました。

165㎝という当時としては高い身長と股下83㎝という長い脚によってたちまち注目を集め、賀来は一躍人気者になりました。

短大卒業後は女優としての勉強を始め、1982年にはTBSの「白き牡丹に」でデビューを果たします。

賀来はNHKでのドラマでの初デビューを目指しており、モデル活動の傍らオーディションに参加していましたが、落選が続き挫折しかけていました。

しかし、TBSのプロデューサーに見いだされ、主演として初めてのドラマデビューすることになり、賀来の思わぬ才能に多くの注目を集めました。

現在

先述したように賀来夫妻はオシドリ夫婦として知られており、2010年には「第3回プラチナ夫婦アワード」を受賞しましたが、2012年に突如離婚します。

マスコミに説明したところによると、「いつしかすれ違い、その距離を埋めることができなくなっておりました」との事であり、両者が円満離婚であったことがうかがえます。

またこの頃ネットを中心に賀来の再婚について囁かれましたが、そのような事はなく現在も独身です。

また2013年には雑誌「HERS」でカバーモデルを務めるなど活躍の幅は今でも縮まることはなく、10年代も昔と変わらずテレビに出演しています。

そんな賀来ですが、ＰＧＦ生命が行った「還暦に見えない！容姿が若いと思う同年代の有名人」ランキングで見事1位を取っており、老いを感じさせない姿に改めて注目が集まりました。

そのような事もあってヘアメイクアップアーティストの高橋貢が出版した「奇跡の60代」に関するメイク本では風吹ジュンとともにモデルとして取り上げられており、賀来の老いを感じさせない美貌には多くの注目が集まっています。

いかがでしたか？

賀来が短大とはいえ美術大学を出ていたのは少し意外でしたね。

NHKにこだわってドラマのオーディションに4回も落ちているあたり、賀来の女優人生が決して順風満帆ではなかったことがうかがえます。

またおしどり夫婦として知られていたのに、互いの事を考えてあっさり離婚したあたり、思い切りのいい性格であると思いました。

人生はまだまだこれからですので、賀来には末永くテレビなどで活躍を続けてほしいです。