加藤大さんは、テレビのバラエティ番組で「ふくよかな人達」として取り上げられ、その体の大きさから世間の話題となりました。

その後、日本テレビ系の「ザ！仰天ニュース」にもダイエット企画などで出演し、有名になります。

一時期はかなり痩せた姿を見せた加藤さんですが、その後はいったいどうなったのでしょう。

プロフィール

名前：加藤 大（かとう だい）

生年月日：1977年5月23日

出身地：北海道苫小牧市

身長：188cm

体重：約200キロ　※テレビ出演時

加藤さんは北海道出身の一般人ですが、2001年に放送されたTBS系「ここがヘンだよ日本人」に、肥満が多い日本人というテーマの際、テレビ出演しました。

その頃は約200キロの体重だったようですが、その後、体重は272キロにまで増加してしまったようです。

2002年に、自宅の前で転倒し骨折してしまった加藤さんですが、体重が重すぎて救急車のタンカに乗せることができず、レスキュー隊が出動したという出来事が地元のニュースになります。

そのエピソードが日本テレビ系「ザ！仰天ニュース」に取り上げられ、注目されるようになりました。

当時、加藤さんはいわゆるニートで、一日中ダラダラと飲食していたそうです。

寝る前なのにケーキやラーメンを食べたり、板チョコ10枚を一日で食べてしまったり、コーラも１Lを一日で飲んでいたりと、暴飲暴食の極み。

当然体にも負担が出ていたようです。

仰天ニュースで話題

そして、2003年、体重が270キロを超えた加藤さんは仰天ニュースのダイエット企画で、中国にあるダイエット施設に入ることになりました。

この施設では、専門家の指導の下、徹底した食事の管理に加え、スイミングとダンスをすることで、体重を落としていくという方法でしたが、かなりお金もかかったのではないかと思われます。

約270キロもの体重となると、食事をしっかり管理するだけでもどんどん痩せていくようです。

しかし、今まで何もせず、食べたい放題だった加藤さんにとっては、かなり過酷なダイエットだったようで、施設に入ってからはずっと「帰りたい」と弱音を吐いていました。

当然好きなものだけ食べていた生活から、180度違う生活を送ることになったのですから、ストレスもたまる一方だったのではないかと思います。

時には発狂するほど大泣きしたこともありました。

ダイエットに取り入れられたダンスでは、体幹を鍛えることも目的の一つであり、消費カロリーも高くなるようです。

加えて踊ることというのは、音楽に合わせて動くので、走ったり歩いたりするよりも楽しさを味わうことができ、継続しやすいようです。

またスイミングも取り入れており、水圧を利用して全身の筋肉を効率よく鍛え、カロリーの消費も高めていました。

水泳はかなりダイエットには効果的のようです。

こういった過酷なダイエット生活を乗り越えた加藤さんの体重は100キロ台にまでなり、かなりの減量に成功しました。

ところが、そこでこの企画は終わりません。

帰国後は山口県から自宅のある北海道まで歩くというダイエット企画が続きます。

山口県から北海道までは1000キロ以上。

かなり過酷です。

しかし、そのおかげで加藤さんの体重は90キロ台まで減り、ダイエットに成功することができました。

現在の姿

その後、加藤さんはどうなったのでしょう。

272キロから100キロまで減量した加藤さんですが、やはり監視のない生活では甘えが出てしまったのか、すぐに170キロまで体重は戻ってしまったようです。

そこで2007年に、再び中国でのダイエットに再挑戦。

減量はしたものの、2013年に世界仰天ニュースに登場した際には200キロ越えしてしまっていました。

なかなか減量後の体重をキープしていくのは難しいようです。

また、テレビでお金をかけたのにもかかわらずリバウンドするなんて、と世間からは批判の声も上がったようです。

2015年に同番組に再登場した際には204キロだった加藤さん。

しかし、ニートではなく、週5日で、ちゃんと仕事をするようになっていました。

テレビに出るようになったことで、前向きな生き方ができるようになったのかもしれませんね。

2017年には仰天ニュースで、インドネシアの肥満児に加藤さんが会いに行くという企画も行われ、加藤さんが久しぶりに登場しましたが、結局痩せていない加藤さんの姿に、驚きの声がネット上で出てていたようです。

現在は北海道で仕事をしながら、タレントとしても活動している加藤さん。

ダイエット企画に何度トライしても、結局リバウントしてしまうようですが、本当は健康のためにもう少し痩せた方がいいのかもしれません。

もしかしたら再びダイエット企画に挑戦する姿を見せてくれる可能性もありますが、その際は体重を維持する姿を見せてほしいですね。