小林稔侍さんといえば、サスペンスドラマに欠かせない有名な俳優さんです。

鉄道警察官・清村公三郎シリーズ、駅弁刑事・神保徳之助『京都南署鑑識ファイル』などヒット作に出演されています。

実は、息子・健さん、娘・千晴さんともに俳優で活躍されおり、共演も果たされているそうです。

現在どんな活動をしているのでしょうか。

くわしく見ていきましょう。

まずプロフィールをご紹介します。

プロフィール

芸名:小林稔侍(こばやし ねんじ)

本名ではとしじと読みます。

俳優

生年月日: 1941年2月7日(81歳)

出身地:和歌山県

血液型:A型

事務所:鈍牛倶楽部

小林稔侍さんは和歌山県出身です。

洋服の仕立て職人の父と母と10歳年上の兄と暮らしていました。

国立の和歌山大学教育学部附属中学校へ通っていたらしく、とても優秀なお子さんだったようですね。

ドラマで演じている姿からも知的な印象を受けますよね。

中学生の頃から高倉健さんのファンで、公私ともにお世話になった憧れの人だそうです。

東映に入ってからも無名時代からお世話になり、金銭でも援助してもらい、結婚や家を建てた時に保証人になってもらったそうです。

相当信頼関係がない限り保証人にはならないので、師弟愛ですね。

そんな尊敬する高倉健さんと共演した『鉄道員(ぽっぽや)』で、第23回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞しました。

尊敬する人と共演した際に受賞するなんて二重の喜びだったのではないでしょうか。

小林稔侍さんの代表作というと、「やくざ刑事シリーズ」などの任侠作品から、「鉄道警察官・清村公三郎シリーズ」などの刑事ドラマ作品など多岐にわたります。

また、「とんねるずのみなさんのおかげです」「志村けんのだいじょうぶだあ」などのバラエティ番組にも出演されており、シリアスな演技からコミカルなものまで、何をやっても器用にこなす方なんだなと思います。

続いては謎に包まれている家族関係のお話です。

息子や娘との関係

小林稔侍さんは28歳の時に、一般女性と結婚されており、2人のお子さんに恵まれました。

小林稔侍さんの娘である小林千晴さんは、1973年生まれで、現在49歳です。

出身地は東京都で、身長は169cmとモデル並みのスタイルです。

お父様の影響か、現在女優として活動をされています。

渡辺いっけいさんの部下役であったり、単発でサスペンスドラマに出演されています。

息子である小林健さんは1971年生まれで、現在51歳です。

小林健さんも俳優をされており、それぞれ親子共演を果たしています。

小林健さんの「健」という名前は、高倉健さんから、「恩を一生忘れないため」尊敬している「健」と名付けたそうです。

小林健さんも身長が188cmもありすらっとしています。

なんとドラマデビューはNHKドラマ石田ひかりさん主演の「ひらり」でした。

現在は上白石萌音さんなど属している東宝芸能に所属し活動されています。

ドラマのほかにも「いい旅、夢気分」で親子共演を果たしており、親子関係は良好だと思われます。

以前、小林稔侍さんと千晴さん父娘が『ぴったんこカン・カン』に出演した時に「お正月に家に帰らなかった」「日光浴が大好きな人間」「無趣味」「仕事人間」と語っていたそうです。

そんな仕事人間の父にあこがれて同じ世界に飛び込む子ども。

素敵な関係ですね。

現在

2022年現在で、小林稔侍さんは81歳を迎えています。

いつまでも優しく、紳士的なおじさまという印象の俳優さんなので、実年齢を聞いて驚く人も多いのではないでしょうか。

一線から退き連続ドラマなどで見かけなくなったことから、病気などが心配されていますが、大病にかかっているというわけではなさそうです。

若い頃に比べたら痩せたりしてしまったかもしれませんが、年相応ではないでしょうか。

ドラマのシーンでポケットに手を突っ込んでいるシーンが多いので、手にけがでもしているのではと考える視聴者もいましたが、事実無根です。

2021年8月6日公開の 「キネマの神様」にも出演しているとの記載もありましたので、病気説など出ましたが、デマである可能性が高そうです。

小林稔侍さんは、娘さんも公言するほどの仕事人間だということですので、無理のない範囲でこれからも役者としての活動を続けていくのではないでしょうか。

任侠、アクション、サスペンスなどの作品で、魅力ある演技をしていた日本演技界にはかかせない存在である小林稔侍さん。

これからの益々のご活躍と、親子再共演など嬉しいニュースが届くのを楽しみにしています。

偉大なるお父様の後を追うようにして芸能界入りを果たしたお二人。

コミカルな演技が多い娘の千春さん、刑事役などが多い息子・健さん。

2時間サスペンスでまたお目にかかるかもしれませんね。

また親子共演を見られる日が来るのを楽しみに、今後一層の活躍が期待されることでしょう。