桑野信義さんはトランペット奏者であり、歌手、コメディアンとして活躍していますよね。

志村けんさんとの共演で「バカ殿様」は覚えている人も多いのではないでしょうか?

そんな桑野信義さんのプロフィールや志村けんさんとの関係は?

現在の様子なども交えてご紹介しましょう。

プロフィール

まずは桑野信義さんのプロフィールからご紹介します。

・本名:桑野信義(くわののぶよし)

・生年月日:1957年4月4日(64歳)

・出生地:東京

・職業:トランペッター・歌手・コメディアン・作詞家

・活動期間:1980年~

父親はプロトランペッターの先名信勝(本名・桑野信勝)さんということで、祖父は軍隊でラッパ手をしていたということで、親子3代ラッパを生業とした家系ということですね。

父親は1963年に放送のテレビアニメ「エイトマン」主題歌の演奏にトランペットで参加もしているということで、実力もあったという事でしょう。

桑野信義さんは高校を卒業後、ジャズのトランペッターとして活動。

その後、シャネルズ(後のラッツ&スター)に参加していますが、こちらは幼稚園から中学校まで一緒だったリーダーの鈴木雅之さんからの誘いという事ですね。

1975年に鈴木雅之さんんらとシャネルズを結成。

1977年YAMAHA「EAST WEST’77」に出場し入賞し、予選からサザンオールスターズと競っていたそうです。

1980年2月25日「シャネルズ」のメンバーとして「ランナウェイ」でデビューし、110万枚の大ヒット。

その後も「街角トワイライト」「トゥナイト」「ハリケーン」とヒット曲を生んでいますね。

1983年4月1日にグループ名を「ラッツ&スター」に改名し「め組のひと」が大ヒット!

1986年以降はソロワークをはじめていて、桑野さんは田代まさしさんとともに1980年代後期からバラエティに進出し、1987年に放送開始した「志村けんのだいじょうぶだぁ」から本格的なお笑いの仕事を行うようになっていました。

最初は田代まさしさんの付き添いみたいなイメージでしたが、後に存在感を発揮し、「ものまね王座決定戦」などでも爪痕を残し、ラッシャー木村さんや和田勉さんなどの代表作を産み出しています。

また、タレント業のほかにも舞台や音楽活動なども行っていてマルチに活動しているのがわかりますね。

志村けんとの関係

桑野さんは元々ミュージシャンですが、バラエティの才能を買っていたのが志村けんさんということですね。

志村けんさんとは長年共演し「志村けんのバカ殿様」では2代目家老役を務めていますよね。

その関わり合いは桑野さんの今の芸能事務所の会長が渡邊プロにいて、それで志村さんのところの社長とつながりがあって、デビュー前から志村さんとかドリフの皆が、「面白いバンドがいるらしいぜ」ってことで、ラッツ&スターを見に来ていたってことですね。

それで、志村さんが一人で「志村けんのだいじょうぶだぁ」を始めるということで「手伝ってくれるか?」と言われてからのお付き合いのようです。

ドリフターズも音楽もできるコメディアンですし、そういった音楽をやってる人ならではの独特の感性が良かったのでは無いでしょうか?

桑野さんといえば「バカ殿様」での家老のイメージが強いですが、実は31歳という若さで家老役をやってるんですよね。

初代の家老役は東八郎さんですが、急逝されてそれで、桑野さんが引き継いでということですが、これは志村けんさんに「お前やれ!」と言われたそうです。

最初は出来る訳がないと断ったそうですが、志村さんが「音楽と一緒で何でも最初はコピーだろ?そこから自分の物にしていけ」と言われて、背中を押されたという事。

二人の掛け合いは面白く、ファンも多いですよね。

主要キャストの中では、もっとも長くレギュラー出演していたのが桑野信義さんでしょう。

二人は信頼関係もあったと思いますが、皆さんご存じのように志村けんさんはコロナウイルスにより死去されました。

桑野さんは自身のブログで「志村けん師匠の悲報をしりました。殿、嘘でしょう・・・」と悲痛な短いコメントをだしていました。

その後、落ち着いてからまたコメントを出していましたね。

「爺はさよならは言いませんよ。殿は永遠に皆の心の中で生き続けてますから」

「殿!またお会いできる日を楽しみにしてますぞ!」

と想いを語っていました。

寂しいですが、仕方ありませんよね。

また再放送などで「バカ殿」放送して欲しいと思います。

現在

そんな桑野信義さんの現在ですが、2021年3月28日に前年秋に大腸ガンの宣告を受け、2021年2月に14時間に及ぶ手術を行ったことを明らかにしていました。

ステージ3~4のガンということですが、2度の手術を乗り越え、見事復活しています。

NHKの紅白歌合戦にも出場し、軽快にトランペットを演奏していましたしね。

これからもトランペッターとして、そしてコメディアン、タレントとして元気な姿を見せて欲しいですね。