ものまねタレントとしても知られるマルチタレント、松居直美。
そんな彼女ですが、一言では語れないような壮絶な人生を送っています。
今回はそんな彼女の軌跡について紹介したいと思います。
プロフィール
出生地 茨城県筑波郡谷田部町
生年月日 1968年1月14日
身長 159cm
血液型 B型
職業 タレント、歌手、女優、ものまねタレント
ジャンル テレビ番組、テレビドラマ、舞台
活動期間 1982年 –
配偶者 独身(離婚歴あり)
学歴 東海大学付属望星高等学校中退
松居は1968年に茨城県にて生を受けます。
両親が音楽好きであったという事もあり、歌手の佐良直美にあやかって直美という名前になりました。
両親は小学6年生の時にペットショップを始めましたが、すぐ隣の家が肉屋をやっているなどの不幸に見舞われて、僅か一年で店を畳みました。
その後中学二年生の時、松居は日本テレビの「歌まね振りまねスターに挑戦!!」に出演を果たし、それを機に芸能界へと進みます。
そして松居は中学生ながら「電話の向こうに故郷が」にて歌手デビューを果たしました。
当初松居はアイドル演歌歌手として活躍していましたが、フジテレビの「欽ドン!良い子悪い子普通の子』に登用されたのを機にバラエティ色を徐々に強めていきました。
そこで松居は「良いOL・悪いOL・普通のOL」というコーナーの普通のOL役を演じ、アドリブなどが評価され、一躍お茶の間の人気者へと登り詰めました。
さらにはこのOL役3人で「よせなべトリオ」を結成してレコードも出し、「大きな恋の物語」をリリースしました。
大きな恋の物語はオリコン最高8位、16万枚の大ヒットを遂げ、松居は中学生ながら歌手として一定の地位を築きあげました。
その後、松居は中学校を卒業すると上京し、明治大学付属中野高等学校の定時制に通いながら芸能活動を続けました。
しかし、芸能活動が忙しくなったため中退し、その後、東海大学付属望星高等学校に転校しましたが、そちらも卒業することは出来ませんでした。
とは言え仕事の方は順調であり、1985年には松竹の「俺ら東京さ行ぐだ」にて初の映画デビューを果たし、翌年の1986年にはフジテレビの「花嫁衣裳は誰が着る」にて初のテレビドラマ出演を果たしました。
また1988年には舞台「BOY」にて初出演・初主演を果たし、活躍の幅を大きく広げていきました。
もちろんバラエティ面でもその活躍を生かしており、フジテレビの「ものまね王座決定戦」では松本明子や斉藤ルミ子、しじみとさざえらと共に「女四天王」と呼ばれるようになりました。
この頃にはものまね単独での仕事も多く入るようになり、毎週のように地方に営業に行く日々が続いたのです。
そのこともあってか声を痛め、1994年には声帯ポリープを患いました。
しかし松居は手術後すぐにテレビ復帰を果たし、当時司会を務めていたフジテレビの「遅く起きた朝は…」に穴をあけずに出演しました。
旦那・岡山武史との関係
松居が岡山と出会ったのは当時出演していた「ものまね王座決定戦」の打ち上げです。
岡山は当時この番組のADをしており、松居と何度も話すうちに意気投合したとのことです。
こうして二人は交際を開始し、1995年に見事ゴールインを果たしました。
そして翌年には第一子を出産し、二人は幸せの絶頂にいたのです。
しかし第一子は小学校を不登校になり、そのことをきっかけに夫との関係が悪化しました。
岡山は無理矢理にでも子供を小学校に行かせようとしたため、松居は断腸の思いで別居を決断し、その後二人は離婚しました。
離婚の理由に関してネット上では、松居の性格の悪さや夫の岡山との関係が悪化した事などが原因ではないかと囁かれていますが、双方ともに否定されています。
なお、松居の子供は6年生の時にホームエディケーションを始めてからは少し落ち着き、徐々に学校にも行けるようになりました。
松居の子供は高校卒業後は製菓と演劇の専門学校をそれぞれ卒業しており、現在は一人暮らししています。
現在
その後も松居の活躍は続いており、2004年には自身をモチーフにした「CR松居直美」たるパチンコが出来たりしています。
また2014年には朝日出版から「可愛い料理」という料理本を出版し、ますます活躍の幅を広げています。
2016年には自身のブログを開設し、そこで先述した息子の体験談や自身の生活について書き綴っていました。
また2021年には山本譲二とともにTikTokのアカウントを開設するなど、今なお新しいことに挑戦していっています。
松居はこの件についても「TikTokで笑わせてもらったり泣かされたり、TikTokはとても好きなものだったので譲二さんと一緒にTikTok始められてとても嬉しいです」と語るなど、非常に前向きです。
いかがでしたか?
松居が当初はアイドル演歌歌手として活躍していたのは少し意外でしたね。
息子を守るために断腸の思いで離婚を選ぶあたり、松居の息子への愛情の深さが窺えます。
まだまだ様々な事に挑戦していく松居が見てみたいので、これからも活躍してほしいです。