女優の松原智恵子さんは、若い頃も現在も品のある美しい女優さんです。
優しいお母さんというイメージですが、私生活は謎に包まれています。
夫はいったい誰なのか。
お子さんはいるのか気になりますね。
プロフィールや現在の活躍まで詳しく見ていきましょう。
プロフィール
芸名：松原智恵子（まつばら ちえこ）
本名：漆原智恵子（うるしばら ちえこ）
俳優/女性タレント
生年月日： 1945年1月6日（77歳）
出身地：岐阜県揖斐郡池田町
事務所 ：日活株式会社 → 吉田名保美事務所 → 兒山美榮事務所 → グランパパプロダクション
身長：157cm
血液型：O型
特技：日本舞踊
岐阜県に生まれ、愛知県で育ち、両親は銭湯を経営していました。
お父さんが不動産業、お母さんが「松原荘」という旅館・銭湯を営んでおり、とても裕福な少女時代を過ごしたそうです。
高校卒業後、明治大学に進みます。
1960年、高校生の時に日活の「ミス16歳コンテスト」に入賞し、「夜の挑戦者」で端役デビューを果たします。
1961年には年間で、15もの映画に出演されるほどの大人気ぶりでした。（明日に向って突っ走れ/無情の夢/野獣の門/大当り百発百中/一石二鳥など）
清純派スターとして吉永小百合さん・和泉雅子さんと合わせて「日活三人娘」と呼ばれて人気を得ます。
実は女優ではなくキャビンアテンド志望だったそうですよ。
日活時代は青春映画のヒロイン役を多く演じ、徐々にテレビドラマに主軸を移して活動していきます。
27歳で黒木純一郎さんと結婚し、38歳で妊娠、39歳で長男を出産しました。
一時期は子育てに専念されるため仕事を断っていたそうですが、子育てがひと段落すると本格的に女優復帰をします。
2016年12月、第1回ソチ国際映画祭で『ゆずの葉ゆれて』で、主演女優賞を受賞し、世界的に代表する女優として認められました。
2022年前半に放送されたカムカムエブリバディ（朝ドラで親子3代の人生をたどるストーリー）にも出演されていました。
インタビューでは、「明るいひなたちゃんが和泉雅子さん。私は物静かなイメージがあったと思うので、るいちゃんかしら。可愛らしい安子ちゃんが吉永小百合さん……かな?」と語っていました。
夫との関係
松原さんの気になるプライベートですが、松原さんは、２７歳の時、ジャーナリストの黒木純一郎さんと結婚されています。
出会いはまだ２２歳の時、着物の撮影などの仕事で一緒になり、食事に行くほど親しくなり、交際に発展したそうです。
人気絶頂だった松原さんは、周囲からの反対を押し切る形で、交際３年でゴールインされています。
ちなみに、新婚旅行は、ご主人の黒木さんが本を出版するための取材旅行に付き添う形だったそうで、アフリカ大陸を車で横断するものだったようで、走行距離は30,000㎞に達したそうです。
車でベルギーを出発し、オランダ⇒ドイツ⇒フランス⇒スペイン⇒モロッコ⇒アルジェリア⇒チュニジアと北アフリカを横断し、イタリアなどへ行き、再びヨーロッパに戻るという旅を約三カ月かけて行ったそうです。
サハラ砂漠では、洪水に遭遇してクルマごと飲み込まれそうになったんだとか。
とっても刺激があって、楽しそうですね。
そんなお二人の間には、結婚の１２年後の１９８４年（松原さん３９歳）、男の子を産んでいます。
息子さんが小学生ぐらいまでは、全ての行事に参加できるように、スケジュールを調整して、ママ友との交流も積極的に行い、良きママの松原さん。
息子さんは優秀でイギリスの有名大学「ロイヤル・ホロウェイ」を卒業されています。
帰国後、慶応大学医学部を卒業し、東大病院の内科医局に勤務されているようです。
絵にかいたような華麗なる一族ですね。
現在
昭和を代表する清純派女優として活躍され、77歳となった現在でも女優活動を積極的に行っている松原智恵子さんは、役者という仕事がとても好きなのですね。
朝ドラの最後のあいさつでは、演じた役の年齢が90才だったので、90歳になったらまた朝ドラに読んでくださいとコメントされたそうです。
女優業で忙しく活動しつつ、成績優秀な息子さんを立派に育て上げた松原智恵子さんを尊敬します。
夫婦仲もよく、「先に死なないでね」とお願いするたびに、黒木さんは困ったような顔で苦笑いしているとのことだそうです。
仕事への姿勢も素敵ですが、性格も天然でとってもチャーミングな方らしいですよ。
「思ったことははっきり言う」と語っている通り、ストレスは溜め込まないこと、日本舞踊を楽しむことが若さの秘訣でしょう。
2022年もますます輝いている松原智恵子さん。
女優の松原さん、カメラマンの夫、医者の息子、自分のやりたいことを家族全員が生き生きとされているので、とてもうらやましいと思います。
今後の松原智恵子さんの活躍により注目していきたいですね。
