プロレスラーとして知られている小川直也さん。
一時期、テレビ番組などにも出演し、タレントとしても活動されていましたね。
そんな小川直也さんの現在を調べてみました。
また、柔道の指導者でもあり、現役でもある吉田秀彦さんとの意外な関係も判明!
プロフィール
名前:小川直也(本名同じ)
生年月日:1968年3月31日
出身地:東京都杉並区
【経歴】
プロレスラーとしての印象が強い小川直也さんですが、もともとは柔道家として活動されていました。
しかし柔道に関しては、高校時代にスタートされたばかりなんです。
小川直也さんが柔道を始めるきっかけとなったのが、自身の出身校である私立八王子高等学校の面接を受けられた際、体格の良さから当時の面接官に見込まれ、柔道絵を勧められたそうです。
本当は、ラグビー部に興味を持たれていたのですが、面接の印象を良くするため「柔道をやってみたい」と答え、合格を果たしたそうなんです。
ちなみに、その時の面接官が、小川直也さんにとって恩師となる「小野実」さんでした。
高校入学後は、柔道部部長と監督の指導により、めきめきと力をつけはじめ、高校三年生の時「金鷲旗高校柔道大会」でベスト16。
国民体育大会柔道競技では、世田谷学園高校の古賀稔彦さんとともに活躍し、東京都の優勝に貢献されています。
高校入学時から始めて、この実力ですから凄いですね。
大学時代も、柔道の道を走り続け、社会人になってからは、JRAサービス推進部保安企画課所属の一員となりながら、柔道の大会に出場されていました。
しかし1996年に柔道を引退。
翌年の1997年からはJRAを退職し、フリーの格闘家へと転身されています。
アントニオ猪木さんと佐山聡さんが設立したUFO(プロレス団体)に入団。
プロ格闘家として、新日本プロレスのリングに立ち、デビュー戦ながら、当時のヘビー級王者・橋本真也さんに勝利。
この為、柔道家よりプロレスラーや格闘家としてのイメージが定着しています。
橋本真也さんに勝利以降「PRIDE」や「ハッスル」「IGF」など、様々な格闘技の大会に出場されています。
吉田秀彦との仲
バルセロナ五輪で柔道78kg級男子金メダルを獲得し、柔道指導者としても活躍している吉田秀彦さん。
同じく、柔道家であり、現在・総合格闘家として活動している小川直也さん。
この二人の意外な関係が判明しました!
小川直也さんの2年後輩が吉田秀彦さんなんです。
小川直也さんと、吉田秀彦さんは高校こそは違いますが、同じ明治大学出身なんですね。
どちらも学生時代から柔道をされていますので、同じ大学で同じ柔道の道でも先輩後輩の関係にあたるんです。
ただ、小川直也さんは高校時代から柔道を始め、才能と努力で開花させた人に対し、吉田秀彦さんは、もっと以前から柔道をされており、柔道畑で育ってきたような方です。
この為、小川直也さんの異色な経歴が、吉田秀彦さんだけではなく、その他のメンバーである柔道畑の方々とも、溶け込めなかったそうなんです。
2歳違いにも関わらず、特に親しいという間柄ではなかったそうなんですが、どうやら現在は犬猿の仲にまで進展しているようですね。
そのきっかけとなったのが、全日本選手権での疑惑の判定によるものです。
当時、明治大学の主将だった小川直也さんに、吉田秀彦さんが後輩という立場でありながらも、持ち前の正義感から異議申し立てをされたそうです。
この事がきっかけとなり、仲がこじれたといわれています。
実際、2005年の大晦日に開催された小川直也さんと吉田秀彦さんの対決ですが、その試合は吉田秀彦さんが勝利。
試合後、小川直也さんの肩を抱えるも、小川直也さんの持ちネタポーズである「ハッスルハッスル」は拒否し、ぎこちない雰囲気がでています。
単に、恥ずかしいという理由で拒否した可能性も否めませんが…。
吉田秀彦さんのインスタに小川直也さんの姿が。明大の集まりだと思うけど2005'男祭りの時はガチで仲悪い感出してたからな…
— 成清 剛広 (@takeheronarikix) January 25, 2017
両者ともに公言されているわけではありませんが、過去の経緯から犬猿の仲といわれているようです。
現在
総合格闘家・プロレスラーとして転身されている小川直也さん。
現在も引退表明されていませんので、現役のままですが、それ以外に体育学者もされています。
体育学者ときいても、あまりピンと来ない方もいらっしゃるかと思いますが、簡単にいうと「運動」「体力」「健康づくり」など総合的に研究するといった感じです。
スポーツ選手である必要はなく、その分野について深い知識を持ち学び、体育学修士をもたれている方を、体育学者と呼ぶようですね。
また柔道の指導者もされており「小川道場」を設立されています。
小川直也さんが、道場を設立したきっかけが、小川直也さんの長男である「小川雄勢」さんが、柔道をしたい!と仰った事から設立されたそうです。
小川直也さん自身が柔道を指導し、雄勢さんは見事、2014年の高校選手権無差別級で優勝を果たされています。
見覚えのある人がテレビに
しかも高校の柔道の全国大会みたいなやつの決勝に
試合しよったの小川直也の息子やったし pic.twitter.com/1bUDRMvJK2— 末川滉翔 (@hirot113) July 24, 2014
ちなみに出身大学も明治大学と、父・小川直也さんと同じ道を進まれています。
現在、なんと吉田秀彦さんが総監督を務めるパーク24に所属し、吉田秀彦さんの指導を受けられているんです。
しかも、吉田秀彦さんの2年先輩であり、雄勢さんの実父であることから小川直也さんも、専属コーチとして招かれ指導されているんです。
犬猿の仲といわれていた二人ですが…息子さんがきっかけとなり、わだかまりも解消されるかもしれませんね。