かつて作曲家として活躍し、現代のベートーヴェンと呼ばれ、ゴーストライター事件で世間を騒がせた佐村河内守さん。
新垣隆さんの記者会見から様々な疑惑が浮上しました。
このことから佐村河内守さんは耳が聞こえているのではという噂も上がったのです。
実際はどうなのでしょうか。
また、あの事件後の現在は何をしているのでしょうか。
今回は、佐村河内守さんの現在や耳が聞こえるとの噂についてまとめたいと思います。
現在
佐村河内守さんは1963年9月21日生まれ、広島県出身です。
耳の聞こえない作曲家として活躍していました。
生まれつき耳が聞こえないというわけではなく、4歳の時から母親のピアノの英才教育を受けていたそうです。
10歳になる頃にはベートーヴェンやバッハを弾きこなしていたと言われています。
中高生になる頃には楽式論や和声法、対位法、楽器法、管弦楽法などを独学で勉強し、作曲をし始めました。
しかし、佐村河内守でしたが、17歳のときに原因不明の偏頭痛と超曲障害を発症しました。
高校を卒業後、現代音楽の作曲法に嫌悪感をいだき、音楽大学には進学せず独学の道を選んだのです。
その後中途失聴と言われる聴覚障害を抱えながら「鬼武者」のゲーム音楽や「交響曲第1番HIROSHIMA」などを作曲し、耳の聞こえない作曲家として活躍しました。
佐村河内守さんは、2016年10月にJASRACに対して裁判を起こすことがわかりました。
楽曲利用料が未払いを請求するものでした。
JASRACは作曲者偽装問題が発覚したその後、佐村河内守さんから著作権の管理の委託を受けた103曲について、誰が作ったものなのか、著作権は誰にあるのかが不明であるとして著作権管理契約を解除していたのです。
そのため、それまでに使用者から撤収し、JASRACに留保していた使用料は佐村河内守さんに支払われてなく、佐村河内守さんはJASRACに楽曲の使用料約700万円の支払いを求め裁判を起こしました。
佐村河内守さん側は、著作権は新垣隆さんから佐村河内守さんに移転したと主張。
JASRAC側はいつの時点で佐村河内守さんが著作権を獲得できたかわからないと主張しました。
ドキュメンタリー映画「FAKE」に出演していました。
この映画はオウム真理教のドキュメンタリー映画を作った監督の森達也氏によって作成されました。
佐村河内守さんの真の姿に迫ったということなので反響も大きかったそうです。
この映画はゴーストライター事件の一連の騒動を映画化したもので2016年6月4日に公開されました。
2014年9月から2016年1月まで佐村河内守さんの自宅を中心に撮影されたものが使用され、マスコミ試写は連日満席状態だったそうです。
若い頃俳優を目指していた彼ですが、映画に出演することになりました。
現在、ほとんど仕事がないと言われているので収入はないとも言えそうですが、はっきりとはわかりません。
彼には奥さんと子供がいます。
奥さんとは離婚したと言う噂もありますが、離婚せずに一緒に暮らしているそうです。
耳が聞こえる!?
ゴーストライター事件後、佐村河内守さんは耳が聞こえると公表しました。
2014年3月7日に記者会見を行い、佐村河内守さんは耳が聞こえているのではという疑惑があり、聴力検査を再び行ったことを明かしました。
その結果、全く耳が聴こえないというわけではなく、中度の感音性難聴であると公表し、ある程度は聞こえていると話していました。
そのため、障害者手帳は返したそうですが、以前は耳が全く聞こえていなかったことを強調し、3年前から聞こえるようになったと話していました。
佐村河内さんは長髪とサングラスがトレードマークな気がしますが、短髪になり別人のように見えました。
しかし、新垣隆さんの話によると佐村河内守さんは耳が聞こえていたと言うのです。
また、「初めて彼にあった時から今まで耳が聞こえないと感じたことは一度もありません」と断言していました。
ちなみに新垣隆さんと佐村河内さんは事件後、連絡をとっていないそうです。
ネットでは過去の出演番組から「本当は耳が聞こえていたのではないか」と疑惑が広まりました。
他にも佐村河内さんは普通に会話することができたという証拠の映像も広まっていたそうです。
その証拠とは「中居正広の金曜日のスマたちへ」で稲垣吾郎さんが佐村河内さんの自宅を訪れた時、机に向かっていた佐村河内さんの左後ろから声をかけたときに佐村河内さんが返答したということでした。
両耳が聞こえないので読唇術で相手の言葉を理解しているという場合は、稲垣さんの顔を見ずに言葉がわかるのは不思議だと思います。
まとめ
今回は、佐村河内守さんについてまとめました。
ゴーストライター事件は衝撃的でしたね。
記者会見のときの姿は別人だと思いました。
本当は耳が聞こえていたのではないかという噂がありましたが、ある程度聞こえているようです。
現在は何をされているのかは明らかになっていません。
メディアに出る機会はなくなりました。
今後はどのような活動をするのでしょうか。