ダルクで働いている?

田代さんは、出所後、薬物依存厚生施設「日本ダルク」に入寮しました。

今はスタッフとして働いています。

ダルク(DARC)とはドラッグ(DRUG=薬物)のD、アディクション(ADDICTION=嗜癖、病的依存)のA、リハビリテーション(RIHABILITATION=回復)のR、センター(CENTER=施設、建物)のCを組み合わせた造語で民間の薬物依存者の薬物依存症からの回復と社会復帰支援を目標としたリハビリ施設です。

ここでは毎日グループミーティングを行いながら薬物依存症から回復したいと思う人が集まっています。

田代まさしさんは、薬物依存は病気だと自覚し、病気を治療することが回復に必要だということを学び、リハビリを続けていました。

2015年にはバイカーイベント「九州魂」に出席し、チャリティーに協力しました。

ほかにも薬物中毒者向けの公演を行っていました。

2016年にはNHK『ニュースウォッチ9』や民放テレビの報道番組に出演し、薬物依存の恐ろしさと更生の難しさについて語りました。

芸能界への復帰を諦めているわけではなく、ラッツ&スターは復帰させたいと明かしていました。

現在は帯広にいる?

田代まさしさんは2015年3月28日にとかちプラザで開かれた薬物依存回復施設「NPOとかちダルク」の設立3周年記念フォーラムにスタッフとして登場しました。

そこでダルクでの体験や今の思いを語ったのです。

日本ダルク創始者の近藤恒夫代表らとともに第2部で公演をしました。

田代さんは諸般の時に自分の意志でとめられると思っていたそうですが、くすりの前では無力だったと薬物の怖さを振り返っていたのです。

3月25日には、「マーシーの薬物リハビリ日記」という本が発売されました。

現在も日本ダルクで回復プログラムを受けながら各地で講演会を行っているようです。

タレントとしても一躍人気者となった田代まさしさん。

そんな彼が4回の逮捕を経て現在もリハビリを続けていましたが、2019年11月6日、東京・杉並区で覚せい剤を所持していたとして現行犯逮捕されました

積極的に活動していたと思っていただけにショックが隠しきれません…