2001年に公開された第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』から現在、当時まだ子役だった俳優たちも立派に成長し、それぞれにキャリアを築いています。
そんな登場人物たちは、現在どうなっているのでしょうか?
大ヒット映画シリーズ
イギリスの作家J・K・ローリングによるファンタジー小説を原作とした、映画シリーズ「ハリー・ポッター」。
2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてからというもの、最も有名なファンタジーの冠をいいようにしてきたハリーの物語も、2011年の8作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』によって幕を閉じました。
『ハリー・ポッター』シリーズはワーナー・ブラザースによって映画化され、2001年に映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開され大反響を呼び、その後も続編が次々と製作され、撮影はリーブスデン・スタジオでされていた。
全作品を通じ、ハリー役はダニエル・ラドクリフ、ロン役はルパート・グリント、ハーマイオニー役はエマ・ワトソン。
『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
2016年には、スピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された。
死去した人
「ハリー・ポッター」登場人物で、出演後に惜しまれつつもこの世をさった、16人の俳優たちがいます。
今回はその中でも、映画の中心人物として活躍されていた2人を紹介します。
「アラン・リックマン」
アランリュクマンは、ハリーポッターの中ではセブルス・スネイプという役を演じています。
セブルススネイプは作中で、闇魔法に対する防衛術を教えている先生でした。
セブルススネイプはハリーポッターの映画の中で、悪者のような立場と思われていた人物でしたが、実は映画の最後でハリーポッターを陰からずっと守っていたと明かされており、とても人気の高い人物となっています。
アランリックマンは、2016年の1月14日にガンによって死去しています。
死去したというニュースが流れた時は、多くの人が悲しんだようです。
「リチャード・ハリス」
リチャードハリスは、ハリーポッターシリーズでは第1作と第2作で「ダンブルドア校長」を演じています。
リチャードハリスの生涯最後の作品は、「ハリーポッターと秘密の部屋」となっています。
リチャードハリスは、2002年の10月25日に死去しています。
登場人物の現在
第1作の時にはキュートな少年少女だった登場人物たちが、物語が進むにつれてだんだんとたくましく、美しい男性・女性へと成長していきました。
まずは、主人公のハリー・ポッターを演じたのはイギリスの俳優、ダニエル・ラドクリフ。
1作目のときは11歳でしたが、現在の年齢は29歳(1989年7月23日生まれ)。
発達性協調運動障害という病気を抱えており、学校生活以外で活躍できる場を求めて俳優を志したとのこと。
2012年に群発頭痛という病気になったことが判明。
この病気は現在でも原因が解明されておらず、痛み止めの薬などしか治療の手立てがないそうです。
一方、かなりの資産家で賢い投資で資産を増やし続け、総資産は6800万ポンド(約127億2800万円)を超えているとのことです。
次にハリーの親友、ロン・ウィーズリーを演じたのはイギリスの俳優、ルパート・グリント。
1作目のときは12歳でしたが、現在は30歳(1988年8月24日生まれ)。
一時期、薬物で逮捕されたという噂と写真がネットで出回りましたが、それはまったくのデマだったようです。
最後にハリーの親友、ハーマイオニー・グレンジャーを演じたのはイギリスの女優、エマ・ワトソン。
1作目のときは10歳でしたが、現在は28歳(1990年4月15日生まれ)。
「過去10年間で最も興行収入を稼いだ女優」として2009年にギネス世界記録に認定されました。
その後も映画女優として意欲的に出演。
実写版『美女と野獣』は世界的に大ヒットを記録しました。
ハリーポッターのキャストたちはシリーズを卒業して、それぞれの道へと進んでいきましたが、新たな代表作を手にした俳優はほんの一握りです。
世界に強烈なインパクトを与えた「ハリポタ」の印象を払拭するのは、やはり並大抵のことではないでしょう。
まだまだ活躍されるであろうキャストたちに、今後も、注目し期待しましょう。