約5年で第70横綱となった日馬富士公平さん

これから日本の相撲を引っ張っていく存在として期待されている力士の1人でした。

しかし2017年に、同じ力士である貴ノ岩さんを殴打しケガをさせた事で引退という形に…。

現在の日馬富士について調べてみました。

プロフィール

名前:日馬富士 公平(本名:ダワーニャミーン・ビャンバドルジ)

生年月日:1984年4月14日(35歳)

出身:モンゴル・ゴビアルタイ

【生い立ち】

ヒマ・アマなどの愛称で親しまれていた日馬富士。

日馬富士は、モンゴル出身の力士です。

警察官でもあり、モンゴルの相撲取りでもあった父をもち、2人の兄がいました。

幼い頃から相撲が好きで、よく兄弟と相撲をしながら遊んでいたそうです。

日馬富士といえば「物怖じしない、非常に強気な力士」というイメージですが、既に子供の頃から、そういう一面があったようで、兄たちに負けると悔しがっていたそうですよ。

また、ウランバートルの柔道にも通っており、朝青龍さんや朝赤龍さん、時天空らさんとも稽古した仲だったそうです。

趣味は絵画で、何時間でも黙々と描き続ける事ができるそうで、絵のコンクールにも入賞した経験があるのだとか。

現在も絵を描かれており、個展も開催された事があります。

【経歴】

2001年1月に安馬の四股名で初土俵を踏みます。

翌3月場所には序ノ口優勝を果たされるなど、着々と成果を伸ばしていかれました。

力士の中では、軽量に入る日馬富士でしたが、どんな相手にも、強気な姿勢に物怖じしない態度が、強力な大関候補として名が挙がるなど、期待されていました。

2012年、28歳の時に第70代横綱となります。

歴代7位となる勝ち星712勝、幕内優勝回数9回という記録を残し、2017年に引退されます。

嫁が美人

日馬富士は、2010年に結婚されていますが、奥さんが凄く美人と話題になっています。

その気になる奥さんはというと…モンゴル出身の女性でした。

お名前は「ムンフジャラガル・バトトール」さんです。

日馬富士より3歳年下の女性で、現在32歳。

国際文化を学ぶため、日本に留学生として来られていた奥さん。

岩手にある大学に通っておられました。

ちなみに、日馬富士とご結婚されたとき、まだ大学生だった奥さまですが、一体どんなきっかけで2人が知り合ったのでしょうか?

気になって調べてみたところ、奥さまが、日馬富士のファンだった様ですが、お2人をとりもったのは、どうやら日馬富士のお母様だったようです。

「いっぱい子供を作ってください」というプロポーズの言葉の元、はれてご結婚されたお2人。

この時点で、奥さまは既に妊娠中・・・。

いわゆるできちゃった婚をされたお2人。

当時、まだ大関だった日馬富士ですが、結婚後2年弱という速さで横綱に昇進されていますが、これも美人な奥さまと可愛い子供への愛からかもしれませんね。

現在

横綱として日本の相撲を担っていた日馬富士。

しかし、残念な事に同じ力士の貴ノ岩さんにビール瓶で殴打し、全治2週間のケガを負わせてしまった事で、責任を取る為、力士を引退されましたね。

当時大きなニュースとなり、その後、相撲協会についてまで問題が及ぶ程のもとなりました。

あれから2年近く経過していますが、日馬富士は現在どうされているのでしょうか?

モンゴルに日本の教育を伝えたいという事で、学校を作られていました。

日本円にして約12億円。

地上4階、地下1階建てと、モンゴルでもトップクラスの大きさを誇る学校は、小学校~高校までの一貫教育を行う場所であり、日馬富士は、そこの理事長を務められています。

地下にはモンゴルの学校では初となる土俵が作られており、日馬富士がいかに相撲に対する思いが強いのかが伺えますね。

2018年9月に開校式が行われ、現在700人以上の生徒がいるとのこと。

そこで、登校してきた子供たちに挨拶をしたりしているそうで、授業内容にも、柔道・剣道・日本語などを多く取り入れており、制服も日本のデザインをアレンジしたものを採用しているとの事。

一度の過ちが元で、日本に恩返しがしたいという願いまで絶たれかけた日馬富士でしたが、日本の教育を母国に伝えるという違った形で恩返しができたと、日本に対する感謝の気持ちを述べられていました。