”Qちゃん”の愛称で親しまれ、シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さん。
女子スポーツ界で初の国民栄誉を受賞した彼女ですが、現在は生活苦で「パチンコ依存症」という噂があるようです。
さらに、現在の仕事とは?
プロフィール
高橋尚子(たかはしなおこ)1972年5月6日生まれ。
日本の元陸上競技選手(女子マラソン)。
岐阜県岐阜市出身。
血液型O型。
2000年シドニーオリンピック金メダリスト。
女子マラソンの元世界記録保持者。
女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞。
愛称は「Qちゃん」。
現在はスポーツキャスター、マラソン解説者などで活躍している。
1999年8月29日のセビリア世界陸上の女子マラソン代表に選ばれていたが、レース直前に左膝を痛めたため欠場。
その後も10月に左腕を骨折したり、翌2月には食あたりによる腹痛を起こして入院するなどアクシデントが続いた。
2000年3月12日、五輪最終選考会となった名古屋国際女子マラソンに出場。
体調は万全といえる状態では無かったが、前半1時間12分40秒とやや遅いペースで中間点を通過すると、まもなくして22.5km過ぎで先頭集団から自ら抜け出して一気にペースアップ、後半1時間9分39秒で駆け抜け、2時間22分19秒の大会新記録で優勝。
これにより、シドニー五輪代表の切符を獲得となった。
同年7月2日、シドニー五輪女子マラソンへ向けて調整の一環として札幌国際ハーフマラソンに出場、女子の部において1時間9分10秒で優勝した。
2008年3月24日に東京、大阪、名古屋の国内3大国際女子マラソンに連続で出場する意向を表明して、同年5月にアメリカ・ボルダーに合宿のため渡米。
小さな大会ながらも優勝をかさねていて合宿は順調との報道もされていた。
しかし、練習を積み重ねていく中で、それまでと違い大きな大会で優勝を狙う練習メニューがこなせなくなり、プロ高橋の走りができなくなったことなどを大きな理由として、2008年10月28日夕方の記者会見で現役からの引退を表明した。
パチンコ依存症!?
日本中に感動を与えた、シドニー五輪女子金メダルの高橋尚子さん。
天真爛漫なキャラクターで“Qちゃん”の愛称でも親しまれた彼女ですが、その裏には知られたくない趣味もあるようです。
それはパチンコ…。
「高橋さんがカツラで変装までして、パチンコ店に通っていて……。朝から夜まで打ち続けることもザラ。”パチンコ依存症”なんじゃないかって、心配しています」といわれています。
千葉市内の彼女の自宅から10キロほど離れたパチンコ店。
7月下旬の午前11時半過ぎ、1人で店内に入ってきたという。
この日、彼女は夜10時半の閉店まで丸11時間、食事もとらずに一心不乱にパチンコを打ち続けたそうです。
その光景はパチンコをはじめてから、あっという間にドル箱を15箱積み上げたそうです。
そして、それは換金すれば、10万円以上になるそうです。
しかし、高橋尚子さんは打つのをやめない…。
その後いったん玉を精算すると、また座り直して同じ台を打ち始めたそうです。
手元には2本の水のペットボトル。
あと一歩で大当たりを逃してしまうと、頭をのけぞらせて悔しがる素振りを何度も見せる。
夕方には、奮闘むなしく手元の玉が全部なくなることも…。
この時高橋尚子さんは、残念そうに席を立った。
さすがにこれで帰るのかと思いきや、トイレ休憩と飲み物を買っただけで、またまた台へ戻って打ち始めたそう。
恐ろしすぎる執念!
大当たりがまた出始め、次々と連チャンする。
リーチがかかると、彼女は台のボタンを一心不乱に連打していた。
夜8時半。
ここでマネージャーも務める恋人・西村孔さんが車でパチンコ店まで迎えに現れたそうですがそのとき、彼女は再び大当たりの波をつかみ、連チャン中!
駐車場で待つ恋人に、メールを何度も送っていたそうですが、結局、西村さんは40分ほど彼女を待ったあげく、1人で家に戻っていったそうです。
そして、夜10時40分、閉店のアナウンスが流れ始めると他の客は帰ってしまい、ガランとした中に文字どおり彼女ひとりが残っていて、店員に精算をうながされるが、席を立たない。
どうにか未練を断ち切った彼女は、再び迎えに来た恋人の車で、やっと帰宅の途に就いたのだった。
このようなことから、”依存症”との噂が絶えない高橋尚子さん。
しかし、否定していて彼女の所属事務所でも「依存症、まさかまさか。何の心配もありません。そもそも彼女はほとんど休みがないし、月に1、2回、ストレス解消で打つ程度。もともと集中力もある。パチンコは、仕事で空き時間ができた時に私が教えたんですが、いきなり大当たりして、本人も驚いていました。食事?お腹がすいた時だけ食べるというのが、彼女の習慣なんですよ」とコメントされています。
彼女のマラソンからもうかがえる勝負師としての性質や集中力の高さ、そして、一度やり始めたら最後までやりこむ性格が影響してのパチンコだったのかもしれません。
現在の仕事は?
マラソン選手として、偉大な功績を残した高橋尚子さんの現役引退後の活動はどうされているのでしょうか。
現役引退前からですが、高橋尚子さんは、2006年11月から大阪学院大学の特任教授に就任しています。
マラソンを通じて培ってきたスポーツの知識や技術、経験を活かし、講演会・入学式での祝辞などで、学生達にメッセージを与え続けています。
そして、高橋尚子さんは、マラソンランナー現役引退後、スポーツキャスターとしてスポーツ番組(特にマラソン解説者)として活躍しています。
さらに2009年から、アフリカの子供達に、靴を送るプロジェクト『スマイルアフリカプロジェクト』に取り組んでいます。
貧しい途上国(アフリカ・ケニア)の子供達のために、小学校などで使わなくなった古いシューズを回収し高橋尚子さん自ら足を運び届けています。
2019年3月1日には、不動産・管理事業を中心に、金融、出版、ホテル、高齢者支援事業をおこなう『スターツコーポレーション』とスポンサー契約を締結。
同社陸上競技部アドバイザー就任を発表しました。
スポンサー契約によって、今後は、スターツグループのCMや広告への出演や、同社が主催するイベントへのゲスト参加に加え、高橋尚子さんがイベントなどで着用するスポーツウエアにはスターツ社のロゴが入るようです。
このように、マラソン引退後の高橋尚子さんは、引退翌年からキャスターやマラソン講師、日本陸上競技連盟理事など幅広く活動し、仕事の幅を広げていました。
まとめ
金メダリストの高橋尚子さんとパチンコというと、なんともアンマッチな組み合わせで、このことがきっかけで結婚できないともいわれています。
さらに、パチンコ依存症のため生活苦ともささやかれていますが、こちらはまず心配いらないでしょう。
テレビCM出演でのギャラは1本およそ3,000万円以上と言われています。
スポンサー契約なら1年間で契約料だけで最低1,000万円~最高で5,000万円程度になるでしょう。
そして、市民マラソンでゲスト参加した際のギャラは1レースが200万円とも言われています。
テレビでのマラソン解説やキャスターの仕事であれば、1回の収録で30万円以上にはなるでしょう。
それぞれの報酬を合算すると、年収は1億を超えていそうです。
様々なストレスも多いようで、その解消のための月数度のパチンコというのであれば外野がこれ以上心配する話ではなさそうです。
そんな高橋尚子さんは、すでに2020年の東京五輪オフィシャルサポーターに就任していますので、パチンコは息抜き程度にこれからも頑張ってもらいたいですね。