過激な写真集で有名な加納典明さん

女優の東ちづるさんとの関係が報道され、話題になりました。

いったいどのような関係なのでしょうか。

また、逮捕説もあるのでその真相についても紹介したいと思います。

プロフィール

加納典明さんは、1942年2月22日生まれ、愛知県名古屋市出身です。

名古屋市立工芸高等学校印科を卒業後、名古屋市在住の写真家・小川藤一に師事します。

1962年に東京へ行き、杵島隆に師事し、その後は独立してフリーの写真家として広告業界を主な活動の場としています。

1969年には平凡出版社の『平凡パンチ』ニューヨーク特集個展を開催し、脚光を浴びます。

それ以降、写真家の活動のほかに映画やテレビに出演するようになったのです。

1993年には「月刊THE TENMEI」創刊。

1994年に写真集「きくぜ」を発売し、シリーズ作品の過激なヌード表現で物議を醸します。

1997年にはSPEEDの写真集や沖縄アクタースクールの写真展を手掛けています。

東ちづるとの関係

加納典明さんは女優の東ちづるさんとドロドロ不倫で話題になっています。

東ちづるさんは、1985年に芸能界デビューして以来、様々な活躍をして人気だったそうです。

特に90年代には「お嫁さんにしたい女優NO.1」と言われて人気でした。

そんな彼女は、1995年に加納さんとホテルに入るところを週刊誌に取られてしまいました。

その後、マスコミが加納さんに東さんとの関係について取材したときに加納さんがマスコミにブチ切れたのです。

さらに以前から撮影した7割の女性と肉体関係をもったと話していたのですが、東ちづるさんも加納さんに写真撮影をしてもらってから、交際をするようになったと言います。

お嫁さんにしたい女優NO.1と言われていた清純派の東さんが不倫していたことと、相手が17歳年上の加納さんだったということでイメージダウンしてしまったそうです。

不倫をしていた東ちづるさんは35歳の時に加納さんと破局したといわれています。

2012年に加納さんが開いた個展に東さんが訪れたことが加納さんのブログで報告されました。

破局してしまいましたが、現在は友人として交流しているようですね。

そして東ちづるさんは、現在の夫である堀川恭資さんと交際するようになりました。

逮捕説の真相

一連の写真作品の過激な表現で物議を醸し、逮捕された加納典明さん。

1993年2月創刊の「テンメイ」は全ページ加納さん撮り下ろしのグラビアで構成したヌード雑誌でした。

「美しさより衝撃というものを表現していく」として刊行されました。

ヘア論争もありましたが、創刊3号までは通常のヘアヌードと変わらない内容だったのですが、4号目から徐々に過激な内容となり、ひも状に食い込む水着や大股開きのアングルで撮られた写真が注目を集めたのです。

しかし、1994年7月11日に警視庁は「テンメイ」に対してわいせつ図画販売の疑いで警告を発したのです。

Tバックの水着を後ろ前にはいて食い込ませるなどの性的な刺激を強めているという趣旨でした。

ところが加納さんは警告を受けたにもかかわらず、「出版社の姿勢が後退したら仕事を降りる」、「警視庁が“加納も引っくくる”となったら裁判でトコトン闘う」と話していたのです。

そして警視庁は1995年1月に「THE TENMEI」の未公開カットも掲載された総編集「きクぜ!2」を摘発します。

加納さんの事務所と版元を家宅捜索、出回っている同誌の回収を指示しました。

これを受けて加納さんは「わいせつという概念で何かを守ろうとすることがわいせつである。オレはそういう社会にケンカを売っていたい」と宣言したのです。

しかし、「きクぜ!2」に掲載されたがわいせつ図画にあたるとして逮捕されました。

逮捕されたときは、「すいませんでした」とつぶやき、12日間の取り調べの後に「反省している、今後はこういうことはしない」と謝罪したのです。

そして、略式起訴罰金50万円で釈放されました。

釈放後は、毒舌が復活し、取り調べの際に検事と「性器の範囲」について議論になり、笑いあった裏話について話していました。

今現在、何してる?

現在は写真家、タレントとして活動しています。

以前、ヒザを人工関節にする手術をしたり、2度の胃がん、心臓の大動脈弁を変換する手術を経た現在も撮影活動を行っています。

2016年6月20日にはタレントの加藤紗里さんの写真集を発売しました。

この写真集ではセクシーかつ過激なアートヌードが掲載されました。

2017年5月25日に映画コメンテーターのLiLiCoさんの写真集『絶夜 LiLiCo写真集』の発売記念イベントをしました。

22年前に発売された加納さんのヘアヌード写真集『前夜』でのエピソードを振り返ったのです。

LiLiCoさんが若かったころは無名で、その当時の加納さんはものすごく怖かった印象があったといいます。

加納さんは2018年4月23日に発売された「おとなの流儀」でリターンライドするながれや、経年劣化する肉体条件の基などが書かれています。

2018年9月5日に個展「ピンクの犬」を開いています。

名鉄百貨店 本館10階 美術サロンⅢで行われています。

現在も写真家として活躍している加納さん。

これからもたくさんの個展や写真集を出してほしいですね。