シンガーソングライターで活躍していた川嶋あいさん

路上ライブからデビューし、若者からの憧れの的ですよね。

そんな川嶋あいさん、実はとても壮絶な人生を送っています。

そして現在の川嶋あいさんとは?

今回はそんな川嶋あいさんについて紹介したいと思います。

プロフィール

名前:川嶋 愛(かわしま あい)

生年月日:1986年2月21日(32歳)

出身地:福岡県福岡市

職業:シンガーソングライター

経歴:

あいさんは幼少の頃から歌に対する才能が見えていました。

なんと若干10歳にはニューヨークのカーネギー・ホールの舞台に立っています。

中学2年には「十六恋ごころ」で演歌歌手としてデビューを果たしていましたが全く売れずすぐに断念したそう。

高校は沖学園高等学校に進学するも上京をきっかけに堀越学園高校に編入するも、またクラーク記念国際高等学校へ入りなおすなどかなりめまぐるしく学校が変わっていました。

高校卒業後の2002年、遂にあいさんの代名詞となる路上ライブを東京・四谷からスタートさせます。

その後拠点を渋谷へと移したのですが、あいさんは人を引き付ける歌を持っていたのでしょう。

そこであいさんを支援しようとする輪が学生の間で広がっていきました。

彼女の路上ライブでのスタイルは「キーボード弾き語り」というもの。

まさしく弾きながら歌うというスタイルなのですが、彼女は路上ライブである大きな目標を掲げていました。

それは、

1 自主製作CD手売り5000枚

2 路上ライブ1000回

3 渋谷公会堂でワンマンライブ

以上3点を目標に活動をしていました。

どれも無名のシンガーが達成できるような数字ではないのですが、あいさんはなんとこの目標を達成しているのです。

路上ライブを開始した僅か1年の2003年にはCD5000枚を販売。

そして同年8月には念願の渋谷公会堂でライブが実現します。

この時にはあいさんはかなりの話題になっていて、当時人気だった「i wish」は誰が歌っているのか伏せられていましたが、このライブであいさんがヴォーカルであることを明かしました。

2005年には3年かけて路上ライブ1000回を達成。

目標としていた3つを全て達成したのです。

1000回目のライブは渋谷のハチ公前で行い、当時は1000人以上もの人が彼女を観に来たといいます。

その後、彼女は積極的に音楽活動をする一方で、社会貢献活動にも取り組んでおり、阪神・淡路大震災の被災地で無料ライブを行ったり、発展途上国での学校建設支援などをしています。

そんな川嶋あいさんですが、実は壮絶な人生を送っています。

壮絶な生い立ち

あいさんは1986年に父親が行方不明という状態で産まれてきました

そして母親も産後体調を崩し、育児がままならなくなったために彼女は乳児院にて育つことに。

母親の体調は回復することなく、3歳の時に死別してしまいます。

その後、養子として引き取られるまで児童養護施設で育ちます。

そうなのです、あいさんは実の父母というのを知りません。

しかも引き取ってくれた養父母もそれぞれ若くして亡くしているのです。

とても辛い経験を幼い時に何度も味わったあいさん。

しかしながら、この生い立ちがあったからこそ、みんなに愛を降り注げるような優しい心と、社会貢献活動を積極的に行っていたのかも知れません。

旦那はいるの?

さて、話は現在の川嶋あいさんに戻ります。

現在あいさんは結婚等はしているのでしょうか?

気になる結婚でありますが、現在ではまだ結婚はされていないようです。

若くして多くの死に触れて、沢山悲しい思いをしたあいさんにはこれから幸せな日々が来る事を切に願いたいものですね。

現在の仕事は?

さて、あいさんは最近メディアにこそ登場しないものの、一体何をされているのでしょうか?

調べてみると、あいさんはツイッター等で近況を報告してくれています。

それによりますと…

地方での活動をよく行っているようです。

また社会貢献活動も引き続き積極的にされてるようですね。

壮絶な生い立ちから始まる川嶋あいさん。

しかし、そこから産まれた優しい心と歌声は今でも全国各地で私たちを癒してくれています。

あなたの街にもあいさんがひょっこり現れて愛を降り注いでくれるかもしれませんね。