タレント、俳優として活動していた岸部四郎さんをご存知でしょうか。

グループサウンズ全盛期には、元ザ・タイガーズのメンバーで、素晴らしい音楽を数々残しています。

その後は俳優、タレントとして司会業をしたり、バラエティ番組などで活躍していました。

一時期、死亡説まで流れた岸部さんですが、現在はどうしているのでしょう。

プロフィール

名前: 岸部四郎

生年月日:1949年6月7日

出身地:京都府京都市

職業:タレント、俳優

所属事務所:アン・ヌフ

岸部四郎さんは、京都市生まれ。

中学校卒業後、印刷会社に勤めていましたが、退職してバンドボーイになります。

当初は兄の岸部一徳さんが参加していたタイガースの音楽アドバイザーをしていたそうですが、アメリカに留学します。

しかし、タイガースのメンバーの一人高橋かつみさんが、音楽性の違いから脱退し、四郎さんは兄の一徳さんにアメリカから呼び戻され、新メンバーとして加入します。

四郎さんはタイガースの第二期メンバーとなりました。

四郎さんの加入後は、タイガースもイメージチェンジしていきます。

アイドル路線から脱却し、ロックやフォークソングの楽曲を演奏するようになりました。

また四郎さんはステージで軽快なトークも披露し、好評を得ていきました。

その頃から四郎さんは単独でのテレビ出演をするようにもなっていきます。

1971年、タイガースは解散します。

四郎さんは、アメリカで知り合った女性と結婚します。

2人の子どもを授かりますが、1986年に離婚しています。

四郎さんは、タイガース解散後、音楽活動も続けながら、司会業や俳優業へと仕事の幅を広げていきました。

1978年にはテレビドラマ「西遊記」(日本テレビ系)に沙悟浄役で出演。

お茶の間の人気者となります。

1984年には情報番組「ルックルックこんにちは」(日本テレビ系)の司会に就任します。

そして日本全国にその顔と名前が知られることになります。

しかし、浪費癖や、お人よしが過ぎて連帯保証人になる、事業に投資して失敗するなどが原因で、借金がかさみ、自己破産に陥ってしまいます。

その額は4億円以上だったと言われています。

このため、司会を務めていた「ルックルックこんにちは」を自ら降板、事務所からも解雇されてしまいます。

芸能活動も自粛に追い込まれてしまいます。

しかし、その後バラエティ番組に出演し、自己破産を自虐的に売り物にし、ダウンタウンの番組や「めちゃ2いけてるッ!」などでいじられキャラに扮することもありました。

「元金持ちやぞ!」と自虐的な言葉を言う四郎さんが、テレビで大ウケしていました。

死去説の真相

バラエティなどにも出演するようになった頃、岸部さんは脳内出血で倒れ、緊急入院します。

生死の境をさまよいながらも、一命を取りとめましたが、後遺症で右目の視野狭窄症を患います。

闘病をしながらも、ドラマなどに出演し続けましたが、2007年、長年支え続けてくれていた奥さんが心臓発作により急死してしまいます。

43歳という若さだったこともあり、残された四郎さんは、かなりショックを受けたようです。

自己破産、緊急入院など、苦労を共にかさね、支え続けてくれた奥さんをなくす悲しみは計り知れません。

この時、辛さから四郎さんはうつ病になってしまったそうです。

岸部四郎さんの「死亡説」が現れたのはこの頃のようです。

奥さんの「死亡」が四郎さんの死亡のような形で表現されたため、一部で「岸部四郎 死亡」といった噂が流れてしまいました。

現在、何してる?

2009年、再び体調が悪化した四郎さんは、緊急入院。

その後メディアに出演することは困難になってしまったようです。

2012年にはテレビ出演し、現在は老人ホームで暮らしていると語った四郎さん。

骨折をし手術をしたのをきっかけに、老人ホームに入居したの事でした。

どうやら現在は1人での生活は難しいようです。

しかし、2012年にはタイガースのメンバーだった沢田研二さんのライブに車椅子で登場、また2013年の再結成したタイガーズのライブにも同様に車椅子で登場しました。

その際にはメンバーに見守られながら歌を歌ったそうです。

1人での生活が困難となった四郎さんの生活費は、お兄さんの岸部一徳さんが工面しているそうです。

また一徳さんは、時々、ホームへも訪ねているようです。

当時、四郎さんが借金で苦しんでいた時も、一徳さんが、まとまった額を「返さなくていい」と渡してくれたとも言われています。

一徳さんは、四郎さんを芸能界へ引き入れてしまった責任を感じているそう。

弟思いのお兄さんですね。

お兄さんに支えられながら、それでも老人ホームで元気に暮らしているという岸部四郎さん。

芸能界復帰は困難なようですが、これからは穏やかに生活しているといいですね。