死去説の真相

バラエティなどにも出演するようになった頃、岸部さんは脳内出血で倒れ、緊急入院します。

生死の境をさまよいながらも、一命を取りとめましたが、後遺症で右目の視野狭窄症を患います。

闘病をしながらも、ドラマなどに出演し続けましたが、2007年、長年支え続けてくれていた奥さんが心臓発作により急死してしまいます。

43歳という若さだったこともあり、残された四郎さんは、かなりショックを受けたようです。

自己破産、緊急入院など、苦労を共にかさね、支え続けてくれた奥さんをなくす悲しみは計り知れません。

この時、辛さから四郎さんはうつ病になってしまったそうです。

岸部四郎さんの「死亡説」が現れたのはこの頃のようです。

奥さんの「死亡」が四郎さんの死亡のような形で表現されたため、一部で「岸部四郎 死亡」といった噂が流れてしまいました。

現在、何してる?

2009年、再び体調が悪化した四郎さんは、緊急入院。

その後メディアに出演することは困難になってしまったようです。

2012年にはテレビ出演し、現在は老人ホームで暮らしていると語った四郎さん。

骨折をし手術をしたのをきっかけに、老人ホームに入居したの事でした。

どうやら現在は1人での生活は難しいようです。

しかし、2012年にはタイガースのメンバーだった沢田研二さんのライブに車椅子で登場、また2013年の再結成したタイガーズのライブにも同様に車椅子で登場しました。

その際にはメンバーに見守られながら歌を歌ったそうです。

1人での生活が困難となった四郎さんの生活費は、お兄さんの岸部一徳さんが工面しているそうです。

また一徳さんは、時々、ホームへも訪ねているようです。

当時、四郎さんが借金で苦しんでいた時も、一徳さんが、まとまった額を「返さなくていい」と渡してくれたとも言われています。

一徳さんは、四郎さんを芸能界へ引き入れてしまった責任を感じているそう。

弟思いのお兄さんですね。

お兄さんに支えられながら、それでも老人ホームで元気に暮らしているという岸部四郎さん。

芸能界復帰は困難なようですが、これからは穏やかに生活しているといいですね。