中村玉緒といえば、近年はその天然のボケっぷりから一時期バラエティ番組で引っ張りだこでしたが、本業は女優として活動していました。

しかし、最近テレビであまり姿を見なくなり…

現在は何をされているのでしょうか?

プロフィール

中村玉緒(ナカムラ タマオ)女優。

7月12日生まれ、京都府出身。

O型。

1953年、映画『景子と雪江』でデビュー。

1998年、『第36回ゴールデンアロー賞』放送賞、2000年、『エランドール賞』特別賞などを受賞。

京都府京都市左京区出身。

父は大映映画の貴重な脇役でもあった歌舞伎俳優二代目中村鴈治郎。

夫は俳優の勝新太郎、長男は俳優の鴈龍(奥村雄大)、長女は奥村真粧美。

また、兄は歌舞伎役者の四代目坂田藤十郎、その子供に四代目中村鴈治郎・三代目中村扇雀兄弟がいる。

1953年、本名で松竹作品『景子と雪江』にて映画初出演を果たすものの、その後お呼びはかからなかった。

どうしても女優になりたかったため、親戚で大映の重役も兼ねていた長谷川一夫に頼み込んで1954年に大映へ入社。

初年度の給料2万円は当時としては破格で、ハイヤーで撮影所通いという優遇ぶりだったが、主役は回ってこなかった。

1960年代半ばまで、幼馴染の市川雷蔵や山本富士子、若尾文子らスターを支える脇役として活躍。

当時の玉緒は甲高く可愛らしい声をしており、純情な娘役を多く演じた。

1970年代にはテレビドラマの脇役として活躍。

不幸な母を演じさせたら右に出る者はいないと言わしめる程の痛々しく健気な母親役を得意とし、評価を得る。

1994年、明石家さんま司会のバラエティ番組『明石家多国籍軍』などにおいて、強烈な天然ボケキャラクターで人気を得る。

以降、さんまが司会を務める番組の常連出演者となった。

この頃より長者番付に名を連ね、主演ドラマや主演舞台もこなすようになった。

2011年、京都名誉観光大使に就任。

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