大人気ロックバンドとして、有名だったロードオブメジャー

惜しまれながらも、5年間の活動にピリオドを打った4人組ロックバンドですが、その解散理由とは…?

さらに、現在は何をされているのでしょうか?

再結成はある?

プロフィール

ロードオブメジャー(ROAD OF MAJOR)は、日本の4人組ロックバンド。

略称は「ROM(ロム)」。

〈メンバー〉

ボーカル:北川賢一・兵庫県神戸市出身

ギター&コーラス:近藤信政・広島県広島市出身

ベース&リーダー:松本賢一・群馬県高崎市出身

ドラム:上原彰兼・沖縄県那覇市出身

テレビ東京系『ハマラジャ』のドキュメンタリー企画「ロードオブメジャー」にてヘッドハンティングされ結成。

全く他人だった4人が集結し100日間で全国50ヵ所を回ってライブをし、インディーズとしての発売シングルがオリコン初登場50位以内に入ればメジャーデビュー、そうでなければ即解散という過酷な条件の企画だった。

そんな中発売したシングル「大切なもの」が90万枚強を売り上げ、条件を大きく上回る初登場16位(最高2位)を記録し、デビューを果たせる事が決まった。

しかし、自分たちにはまだメジャーデビューは早すぎると感じ、まず約1年間で「雑走/足跡」と「僕らだけの歌」をエイベックス資本下のインディーズレーベルからリリースし、2004年11月にシングル「心絵」でメジャーデビュー。

エイベックス・グループが開催する夏の祭典「a-nation」には5年連続で出場した。

「ENERGY」、「PLAY THE GAME」ではBOWWOWの山本恭司が編曲をしている(「PLAY THE GAME」は作曲も担当した)。

PVの中には、全ての曲に歌詞が入っているのが特徴である。

「SAMURAI DRIVE」でhitomiとプレミアデュエットを経験している。

また、BoAやEvery Little Thingからも随時アドバイスを受けてきた。

2007年7月3日、18日のDVDおよびリミックスアルバムのリリースを最後に解散することを公に発表。

5年間の活動に幕を閉じた。

その後、メンバーの北川がラジオでリスナーからの質問で再結成のことを聞かれ、「再結成の可能性は無い」と完全否定した。

解散理由

ロードオブメジャーは、2007年に発売したCDを最後に解散しています。

そんなロードオブメジャーは、なぜ解散してしまったのでしょうか?

解散した理由を調べてみました。

ロードオブメジャーが解散した理由は、音楽性の違いからというものだったそうです。

ちなみに、音楽性の違いを理由に解散しているバンドはロードオブメジャーだけではなく、多くの他のバンドも解散理由としています。

一般的に体裁の良い理由なのかもしれないですね。

ただロードオブメジャーは、テレビの企画でオーディションから選ばれた見ず知らずの4人が集まって作られたバンドです。

元々知り合いだった、友達だったのではなく、赤の他人からいきなりバンドを組んだのですから、人間的に合わなかった部分があったのかも知れませんね。

このことから、音楽性の違いを理由に解散するのは仕方ないかと思います。

元々は友人だった人たちが組んだバンドですと、「ゆず」「スピッツ」などで、デビューして30年以上経っています。

そして、ヴォーカルの北川賢一さんがラジオに出演した時に、ロードオブメジャーのファンから再結成を尋ねられると…”絶対にない”と完全否定したそうです。

このような発言からもわかる通り、ロードオブメジャーのメンバー間の仲はあまり良いものといえないことがわかります。

確かに、いきなり知らない人とバンドを組んで音楽を作り上げていくのはなかなか辛いものがあると考えられ、この解散も仕方のないことのように思えますよね。

現在

惜しまれながらもたった5年間の活動にピリオドを打った、人気バンド・ロードオブメジャー。

再結成の要望が高まる中、どうやら再結成の可能性はないようです。

そんなロードオブメジャーのメンバーたちは、現在もそれぞれ音楽活動を続けているようです

2002年、テレビ番組の企画にてボーカリストとして選出され、『ロードオブメジャー』が誕生。

デビューシングル「大切なもの」はミリオンヒットとなりました。

2003年発売の1stアルバムは、インディーズバンド初のオリコン初登場1位を記録しています。

その後も、NHKアニメ『Major』の主題歌など、数々のヒット曲をリリース、しかし、2007年7月に解散しています。

そんな中、ボーカルの北川賢一さんは、同年10月からソロ名義”北川けんいち”としてソロ活動を開始しています

そして、2009年12月には初のラブソング「Baby Baby Baby」が、レコチョクロックフルランキング(デイリー)にて一位を獲得しています。

その後、2010年よりエイプリルレコードに所属、2016年までにアルバム4枚、シングル8枚をリリース。

2011年からは小会場でのアコースティックライブ「けんいちんち」を定期的に開催していて、小会場ならではのゆるい世界観が人気となっており、ライブ等でのファンとの交流を第一に考えた活動をつづけているそうです。

『かわりゆく日々が僕らに不安の色をもたらそうとも、そまらずに今は歩く自分の意志道しるべに』

言わずと知れたロードオブメジャーの名曲、「大切なもの」のこの歌詞は、北川けんいちさんの現在を暗示しているようで、バンド解散後、途方に暮れたファンをひきつれソロに転身した北川さんは、ロードオブメジャーのカラーであったメッセージ性の強い応援ソングよりも、より自分の内面へとフォーカスを当てたパーソナリティの感じられる歌詞を展開していったそうです。

そのためリスナーたちは、楽曲を通じて北川さんの心のうちを垣間見ることとなっているようです。

そして、他のメンバーの活動とは、ギター&コーラスの近藤信政さんは2019年現在、CIRCLE JOINTというバンドにて活動中

ベース&リーダーの松本賢一さんは、自主ブランド「PINEONE」を立ち上げ、新しく結成したバンドTAROCKとして活動中

ドラムの上原彰兼さんは、現在はバンド活動をやっていないそうですが、YouTubeチャンネル『Drumsko』を設立し、PUBGやDirty Bomなどのライブ配信をしているそうです

まとめ

ロードオブメジャー解散後に、メンバーの北川賢一さんはラジオで『再結成の予定はございますか?』という質問に対し、『再結成の可能性は完全にないですね。』と語ったことから、決意の固さを実感させられました。

ですが、嬉しいことにロードオブメジャーが解散して3ヶ月後の2007年10月、ヴォーカルを担当していた北川賢一さんは『北川けんいち』としてソロ活動を開始しました。

そして、写真展やブックCD出版など多角的な活動をされ、2009年改めてアーティスト活動を音楽メーンに捉えて、本格的にソロ活動を再始動しました。

ちなみに北川賢一さんは、ロードオブメジャーを解散後に“本当に自分のやりたかったこと”を考えたそうです。

後に『おもろい方の音楽』と、称されていますがそれは自然体で、ありのままの自分を表現する音楽で心から面白いと思える音楽でもあり、がむしゃらに走り続けてきた自分を見つめ直す、行く宛てのない旅で見つけた宝物のようなもので、たどり着いたのは自分が心の底からやりたいという衝動から生まれる『まっすぐな音楽』の世界だったそうです。

今後も、メンバーたちの活躍に期待しましょう。