一世を風靡した舞台俳優、早乙女太一。

そんな彼ですが、ここに至るまでには一言では語れないような壮絶な人生を送ってきました。

そこで今回は、早乙女太一の人生の軌跡について振り返っていきたいと思います。

プロフィール

本名 西村太一

生年月日 1991年9月24日

出身地 福岡県北九州市

身長 174 cm

血液型 B型

職業 俳優・タレント

ジャンル バラエティ・舞台・映画

活動期間 1995年-

配偶者 西山茉希(2013年 – 2019年)

著名な家族 葵陽之介(父)、鈴花奈々(母)、早乙女友貴(弟)、鈴花あゆみ(妹)

事務所 LDH JAPAN

学歴 さいたま市立春野中学校卒業

早乙女は福岡県の北九州市にて、「葵劇団」に所属している劇団員の夫婦の元に生まれました。

三人きょうだいの長男であり、早乙女の下には弟と妹がそれぞれ一人ずついます。

弟は早乙女友貴であり、兄と同じく俳優として活躍しています。

友貴は1歳のときに、父親が劇団員を務める葵劇団の舞台『子連れ狼』の大五郎役で舞台デビューを果たし、その後も活躍を続けていました。

その後も活躍を続け、2017年にはSPEEDの島袋寛子と入籍するなど公私ともに充実した生活を送っています。

早乙女の初舞台は4歳の時であり、その時に初舞台ながら演劇の楽しさに目覚めていました。

小学生の頃には早乙女の評判は劇団のファンだけでなく、あの北野武にも広まっており、天才子役として一目置かれる存在になりました。

その後2003年には北野武が監督を務めている映画「座頭市」にて芸者姉妹の妹・おせいの子供時代時代を演じ、銀幕デビューを果たしました。

その後2005年には「TAKASHIS‘」にて本人の芸名の早乙女太一役を演じ、一躍世間からの注目を集めました。

2006年には本人公認のファンクラブも発足し、中学生ながら大きな注目を集める存在となったのです。

また中学時代に芸術家の筒井はじめと知り合い、芸術についての薫陶を受けました。

そのようなこともあってワニブックスから「13-15」という写真集を筒井によって出版されたのです。

一方学業面に関しては難しいところも多く、両親が旅回りの大衆劇団に所属しているということもあって3カ月に一度は転校をする日々が続き、運動会も出席したのは生涯に一度きりとのことです。

またそのような生活が続いていたこともあって早乙女は中学校入学当初から高等学校への進学を端から諦めており、役者一本で人生を生きていくことを決意していました。

早乙女は中学生になるころにはもう劇団員としての活動の比重をかなり増やしており、公演期間中は授業に出席するのはわずか1限だけだったのです。

最後に通っていた中学校はさいたま市立春野中学校とのことですが、通っていたのは1月から3月までのわずか3ヶ月の間だけですので、特に深い思い出があるわけでもありません。

そんな彼が演劇業界だけでなく他の業界からも注目されるようになったきっかけは、2007年にフジテレビにて放送された「Dのゲキジョー」です。

これによって当時早乙女が舞台を公演していた大勝館に予約が殺到し、一目早乙女を見るために日本中から多くの人が押し寄せました。

また同年にはNHKのドラマ「堀部安兵衛」にて少年期・堀部安兵衛役を、同じくNHKの大河ドラマ「風林火山」にて北条新九郎役を演じ、先述した放送との相乗効果で一躍芸能界全体に知名度が広がりました。

そのようなこともあって2007年末のNHK紅白歌合戦にも坂本冬美のバックダンサーとして出場を果たしました。

2008年には藤あや子、2009年には伍代夏子と3年連続バックダンサーとして出場を果たし、3年連続出演を果たしたのです。

西山茉希とのDV騒動の真相

早乙女は2013年4月、当時交際していた西山茉希が妊娠しており、6月に結婚することを発表しました。

その後12月に第一子となる女児が生まれたのです。

二人は子育てが落ち着いた2015年にハワイにて挙式を行い、メディアでも取り上げられました。

2016年にはもう一人娘が生まれるなど夫婦関係は良好に見えましたが、2019年に離婚を公表して世間を驚かせました。

結婚する前の2012年に西山をカードレールに突き飛ばすというトラブルが報道されたということもあって、DVが原因なのではないかと噂されましたが、そのようなことはなく現在も4人で食事に行くなど関係は濃厚です。

現在

その後も早乙女の活躍は続き、2010年に舞台は「薄桜鬼 新選組炎舞録」にて初めて主演を果たし、新選組の鬼の副長として知られる土方歳三役を演じました。

また同年には「株式会社ランドクリエイト」のCMにも出演し、CMデビューも果たしました。

また2011年には「朗読活劇 レチタ・カルダ 六月は真紅の薔薇 沖田総司」にて沖田総司役を、2013年には「神州天馬侠」にて武田伊那丸役、2019年には音楽活劇「SHIRANAMI」にて弁天小僧菊之助役をそれぞれ主演で演じ、舞台での経験も重ねていきました。

また2022年にはテレビ朝日のドラマ「封刃師」にて主演の御沙神駆役を演じ、初のドラマ主演を果たしました。

早乙女の活躍はこれからも続いていくでしょう。

いかがでしたか?

早乙女が高校に進学していないことは少し意外でしたね。

舞台での経験も積み、かなり俳優としても成熟して来ていますので、これからの活躍が期待されます。