ラッパーでシンガーソングライターのSEAMOさん

”SEAMO”として活動する以前は、”シーモネーター”として東海地方を中心に、インディーズ活動をしていました。

そんなSEAMOさんの現在の姿とは…?

今の活動とは…?

プロフィール

SEAMO(シーモ)1975年10月31日生まれ、ラッパー、シンガーソングライター。

血液型はA型。

本名は高田尚輝(たかだなおき)。

作詞・作曲のクレジットは、2枚目のシングル「DRIVE」までは高田尚輝、3枚目のシングル「a love story」以降は”Naoki Takada”とローマ字表記されている。

NEWSに楽曲提供したHappy Birthdayだけ、作詞、作曲とともにSEAMO名義でクレジットされている。

所属事務所はtearbridge production。

所属レコード会社はAriola Japan。

愛知県一宮市出身。

名城大学附属高等学校、愛知学院大学文学部宗教学科卒業。

以前はシーモネーター(『行け!!南国アイスホッケー部』(久米田康治著)に登場する下ネタとターミネーターを組み合わせたキャラクターから)という名前で、ライブでは海パンに天狗のお面を着けるというギャグを交えたラッパーとして活動していた。

2003年(平成15年)にはNHKの『POP JAM』に出演し、「浪漫ストリーム」をパフォーマンスした。

愛称は「塾長」。

なお、シーモネーターだったころも、一部のラッパーから「シーモ」と呼ばれていた。

メジャーデビューから約1年後のある日、レコード会社から突然の契約解除を通告され、一時は引退も考えたが、再デビューを目指して1年近く地道な売り込み活動を続けた。

その結果、今のレコード会社と契約し「SEAMO」に改名した。

(「『シーモネーターとしての活動はやりつくした』ということでレコード会社移籍を期にSEAMOに改名した」とあるが、実際は一度レコード会社をクビになっている) 自分の原点であるストロングスタイルは『ダンス甲子園』に出演していた山本太郎が影響している。

ちなみに、SEAMOに改名後もライブ等では“伝説の男”としてシーモネータースタイル、つまりストロングスタイルでパフォーマンスをしている。

2005年3月に、シングル「関白」でメジャー再デビューをはたした。

歌手としての今

天狗の面を着けてシーンにアタックし、人間味に溢れるラヴソングで一世を風靡していたSEAMOさん。

2018年、約4年ぶりとなるアルバム『Mosi Moseamo?』発売とツアーで、元気なところを見せていましたが、それからほぼ1年でまた新たなアルバムを発表しています。

この『Glory』に対してSEAMOさんは、「昔はタイアップとか数字、そして周りのアーティストやトレンドに意識が行き過ぎてたのかもしれないし、それが自分を苦しめてたのかも。ただ、前作でそれが吹っ切れて長いトンネルを抜けた感じ。ああ、こんな感じでいいんだと納得できました」と語りました。

さらに最近、若い子たちに「SEAMOさんたちって昔スゴかったんですよね?」とか言われることに対して、「おい!昔は余分だ!」と返しているそうですが、「そんなふうに思われてるんだな」と実感しているようです。

そんなことから『Glory』は”栄光”という意味で、僕たちの栄光は過去のなんかじゃない、未来を照らす光なんだ!という気持ちを込めたタイトルだそうです。

このように、現在もSEAMOさんは歌手として活躍されていて新しいアルバム発売はもちろんのこと、音楽イベントや番組などにも出演されています

現在の姿

2006年に『マタアイマショウ』や『ルパン・ザ・ファイヤー』がヒットし、一気に有名になったSEAMOさん。

その年には、紅白歌合戦にも出場しました。

その後も映画『映画・クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!』の主題歌にも起用され、SUMMER SONIC、ROCK IN JAPANなどメジャーなフェスへも出演し、ますます人気を博しました。

さらに、スガシカオさん、BoAさん、mihimaru GTの‎hirokoさんなど豪華なメンバーとコラボしたアルバム『Round About』をリリースしたり、2008年にはジャニーズのNEWSに『Happy Birthday』を楽曲提供しました。

このように、SEAMOさんは2010年頃までテレビやメディアに多く出演されていたようですが、それ以降は次第に活躍の場が変化し、ラジオやライブ、アーティストへの楽曲提供が中心になっていったようです。

そして、SEAMOさんの公式Twitterを見てみると、現在は名古屋在住とのこと。

さらにそのプロフィールには…「アーティストやっています。AKA塾長、シーモネーター、BGP(バックグラウンドプロダクション)総帥。TOKAISUMMIT発起人。」と記載されていて、現在も意欲的に音楽活動をされているようです。

まとめ

2005年には、紅白歌合戦にも出場するなど活躍したSEAMOさん。

最近は、ワークショップ的にラップを教える機会もあるそうで、「変な時代になったなと思うんですよ。ダンスとかは教室とか多くなってきたじゃないですか、それと同じようにラップも教えてもらいたいみたいな感じで」とコメントされています。

そして、ホワイトボードを使って歴史から始めたというSEAMOさんだったが、「生徒の食いつきが悪いんです。逆に技術の時間とかになると、興味持って聞いてくれたりとか…」と苦笑いしていたよう。

そんなSEAMOさんは”栄光”という意味を持つニューアルバム『Glory』をリリースしています。

この『Glory』は、SEAMOさんの地元である名古屋・栄を盛り上げようという、同名のタイアップ曲を含んでいます。

「栄に光を当てるという意味で『栄光』とも読める、ダブルミーニングになっています。僕たちもまたもっかい光り輝くぞって意味では、アルバムタイトルにしてもいいなと思って」と、その意味を明かしました。

今後も、目が離せないSEAMOさんに期待しましょう。