鈴木宗男は一時期世間を湧かせた国会議員です。

1948年北海道足寄町生まれで、拓殖大学在学中から中川一郎氏の秘書を務めます。

1983年に無所属で初当選し、その後自民党に入党し、1997年には北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官、1998年には内閣官房副長官と政治家として経歴は一流です。

プロフィール

かつては国務大臣北海道開発庁長官(第66代)、沖縄開発庁長官(第35代)、衆議院議院運営委員長を経験しているため、議員としては超一流と言っても過言ではありません。

キャラクターが面白いことや、地方や弱者を軽視する制作を強く批判する姿勢が、絶大な支持につながりました。

しかし、島田建設事件とモザンビーク事件に絡んだ証言が偽証だったとして、『政治資金規正法違反』で逮捕されます。

2011年には仮釈放されましたが、すぐに政治活動を始めており話題を呼びました。

取材に来た記者などを『怒鳴り声で追い払う』シーンもインパクトを残し、ブラックなイメージは今でも払拭されていないのではないでしょうか。

超がつくほどの有名人だったので世間に衝撃が走りました。

今でも鈴木宗男は逮捕された人というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

『渡邉恒雄 メディアと権力』では、読売新聞グループの渡邉に立候補を断念するよう迫られ、断ったことでマスメディアに批判されることもありました。

イメージは関係なしに、鈴木宗男の自分の意思を貫く姿は多くの人々の心に残っています。

それでは、鈴木宗男との娘との関係や現在をご紹介していきます!

娘との関係

鈴木宗男は奥さんと娘、そして息子がいます。

息子は政治と世界には入らずに一般人として生活をしているようです。

娘の『鈴木貴子』は自民党の衆院会派で活動しています。

高校はロックリッジ高等学校で、大学はカナダの名門校トレント大学!

歴史や様々な大学ランキングなどから判断するとカナダ第1位と言っても過言ではありません。

父親譲りで頭の回転は早いことが分かります。

北海道にいたのは小学校までになり、父親の仕事の都合で中学生時代は都内で生活しているようですね。

鈴木宗男が代表を務めている新党大地の代表代理でもあり、政治家としての才能は遺伝しているようです。

鈴木宗男と鈴木貴子は仲が良く、自民党入りしたのも鈴木宗男の影響が大きいと言われています。

小さい頃は『小ムネオ』というニックネームをつけられて嫌がっていることもありました。

大人になっていくと政治家に興味が出てきて『宗男氏の人脈などをすべて使って地元に貢献しよう』と考えるようになります。

政治界一仲がよい親子と言われるほどで、北海道の地元でもよく仲良くしている様子が目撃されています。

インタビューでは、北海道経済を良くする方策は何だと思いますか、と質問されると『鈴木宗男が復活することです』と答えており、政治家として父を尊敬していることが分かりますね。

娘の政治家としての活動には一切口出しせずに『放任主義』を貫いています。

鈴木貴子はもともと政治家として父親を間近で見ていたため、人付き合いやセンスは持っています。

現在は女性国会議員は不倫騒動で世間を賑わせていますが、鈴木貴子は爽やかでクリーンなイメージが強いです。

鈴木宗男の娘ではなく議員鈴木貴子として国会で活躍していく力を持っていると言えるでしょう。

政治家としての才能は自分より持っていると語っていますし、今後は女性政治家として躍進することに期待できるでしょう。

現在

鈴木宗男は逮捕以降、5年間公民権(選挙権・被選挙権)が停止されており、2017年から議員として再始動しています。

2016年には安倍晋三総理大臣と40分に及ぶ会談をするなど、政治家として一発奮起をする気持ちが強かったのでしょう。

気になる現在は、評論家や地元の復旧に携わる活動をしているようです。

最近ではゴーン被告の脱税を語っており『もっと堂々とすればいい』と語りました。

昔のバリバリ政治家として活躍していた時期と比較すると、丸くなったという声も多いようですね。

政治家は自分の主張を通すために強引になる必要もありますし、本当の鈴木宗男は優しかったり穏やかだったりするのかもしれません。

「利益誘導の政治家・鈴木宗男」と言われていたことについて、彼自身は『利益誘導で良いと思っているんです』と答えています。

その真意には、誰よりも北海道にこだわりを持って、北海道が良くなれば日本が良くなると思ってやってきた強い信念がありました。

また、北海道に独自の大学を作ることを目標に頑張っています。

今後も北海道のために活躍を続けてほしいと願うばかりです!