イケメン柔道家として知られ、2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪で2大会連続の柔道金メダルを獲得した内柴正人

2連覇するという偉業を達成しながらも、2011年11月には教え子に対する行為で、懲戒解雇処分されました。

プロフィール

内柴正人(ウチシバ マサト)元柔道選手・格闘家・柔術家。

1978年6月17日生まれ、熊本県合志市出身。

9歳で柔道を始める。

国士舘高等学校を経て国士舘大学体育学部卒業後、旭化成に入社。

2004年に開催されたアテネオリンピックや、2008年に開催された北京オリンピックでは、それぞれ柔道男子66kg級にて金メダルを獲得した。

その後、競技生活も晩年に差し掛かる2009年より、指導者も務めるようになった。

旭化成を2010年末に退社後、九州看護福祉大学にて客員教授に就任し、2011年1月から11月29日まで同職を務めた。

2011年11月8日、同大学の女子部員に対するセクハラ疑惑がマスメディアで報じられ、11月29日に同大学は、内柴のセクハラ行為に関する調査結果について、未成年女子部員の飲酒を黙認し、その後セクハラ行為を行ったとし、懲戒解雇処分を発表した。

12月6日、準強姦容疑で警視庁に逮捕された。

内柴は容疑を否認。

12月27日、東京地検は同罪で内柴を起訴。

2013年2月1日に東京地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡し、2014年4月23日に最高裁判所で上告を棄却され、懲役5年の実刑判決が確定した。

準強姦罪で起訴されたことを受け、全日本柔道連盟は2011年12月27日付で内柴の指導者登録を停止処分にしたことを2012年1月10日に発表した。

2013年2月5日、刑事裁判で有罪となったことを受け、会員登録永久停止処分(永久追放)とすることを理事会で決めた。

一審裁判中の2012年12月には離婚したと報じられた。

実刑判決が確定後、静岡刑務所に収監され服役。

事件の被害者の今

内柴正人さんのセクハラ事件ですが、2011年9月に東京・八王子で実施された、九州看護福祉大学女子柔道部の強化合宿最終日に起こっています。

強化合宿最終日の夜に、内柴さんは女子部員たち数名を誘って、焼肉店に向かったと言われており、この事件の被害者となった女性Cさんも参加した打ち上げとも言える食事会は盛り上がり、女子部員たちも酒が進んでしまったようです。

その後、二次会としてカラオケ店に向かった内柴さん一行は、そこでも酒を飲みながら盛り上がり、Cさんも泥酔状態となってしまいました。

前後不覚状態となったCさんに関しては、内柴さんが宿泊先のビジネスホテルまで連れて帰り、宿泊部屋まで無事送り届けました。

本来なら引率者としての責任を無事果たしたという場面ですが、そこで性欲が生じてしまったのが内柴さんの運の尽きとなります。

合意もなしに、泥酔状態の教え子を相手に行為に及んでしまった内柴さんは、その後Cさんから訴えられるという事態に陥りました。

この被害者女性の顔は、もちろんプライバシーを守るために公開などにはされていません。

しかし被害女性を知るという人物からは、意外な姿の声も聞かれるようです。

現在は何と大学まで相手取って、損害賠償請求を起こしているそうです。

内柴さんとの裁判では、被害女性の思うようになりましたが、さて、こちらはどうなるのでしょうか。

しかし、今回の大学を相手取っての訴訟については、お金が欲しいのでは?という意見も出るようになったようです。

現在の嫁は?

内柴正人さんは2003年に結婚したあかりさんと、2012年11月に離婚をしています。

しかし、2018年の春前に再婚をしたそうです。

内柴さんは2017年末に出所したので、出所からわずか…

ある意味スピード婚ですね。

そして、再婚した嫁は「A子さん」と紹介されており、名前は非公開でした。

ですがこの女性の出身大学は、内柴正人さんが準強姦罪容疑となった九州看護福祉大で、教え子でした。

ただ、強姦の被害者ではないそうです。

ちなみに、内柴さんの現在の嫁の年齢は、顔写真も公開されていませんが九州保健福祉大学時代の教え子ということで、年齢は30歳前後と推定されています

さらに、内柴さんの母親はこちらの再婚した元教え子の嫁について、”さっぱりとしたいい子”と、このように語っているそうです。

”さっぱりしている”から、事件のことも気にしないのかもしれませんね。

そんなお二人は現在、新天地のキルギスで新婚生活をスタートさせており、日本にはいません。

ただ、子供が生まれたタイミングで、日本への移住を考えているようです。

現在、内柴正人さんは海外で指導者となり、活躍されているようです。

そして、内柴さんは元教え子と2018年再婚されていて、新たな生活をスタートされています。

日本ではイメージが悪くなってしまった内柴さんですが、やはり金メダリスト。

まだまだ支えてくれる支援者の方が、多くいらっしゃるようです。

また、裏切る行為がないことを祈ります。