余命わずか?
早稲田高等学校卒業後、大学在学中に銀座でスカウトされたことがきっかけとなり、1958年に東映ニューフェイス5期生として東映に入社した梅宮辰夫さん。
現在もなお、芸能界の第一線で活躍され順風満帆の人生に思われますが、実際のところは幾度の大病を、克服してきたようです。
最初のガン発症は42年前の1974年、睾丸腫瘍で”余命3ヶ月”との診断を受けた梅宮辰夫さん。
この時、ガン細胞が肺にまで転移する深刻な状態であったにもかかわらず、抗がん剤による化学療法によって治癒したと言われています。
ちなみに、化学療法の副作用である脱毛症状が全く起こらなかったことでも、主治医を驚かせたというエピソードが残されています。
このことが余命わずかとの噂に繋がったようです。
しかし、梅宮辰夫さんは雑誌「週刊新潮」の中で、十二指腸がん(十二指腸乳頭部がん)であることが報じられています。
メディアへの露出が激減したことで、かねてより重病説が囁かれていた梅宮辰夫さん。
そんな中、実は十二指腸乳頭部がんで、手術を受けていたことを明かしました。
手術は十二指腸と胆嚢を全摘するなどの大手術で、11時間にも及んだそうです。
幸い早期発見だったため、医者からは3カ月で完治すると言われているそうです。
現在、激痩せしてる?
梅宮辰夫さんは45年前の「睾丸がん」にはじまり、「肺がん」「胃がん」を患ったことを明かしています。
そして、2016年に「十二指腸乳頭がん」で手術を受けていたことが、報道により発覚しました。
その後、娘であるモデルの梅宮アンナさんが会見を開き、早期発見により手術は成功したものの、体重が10キロほど落ちてしまったことを明かしました。
術後の回復は良好で、現在は仕事にも復帰されているようですが、今までの梅宮辰夫さんのイメージとは一変し、激やせされていて話題になりました。
それは、筋力も落ちて歩行器なしでは長い距離を歩けないほどにまで弱ってしまったようです。
特に高齢の方が激やせしてしまうと、一気に老いのスピードを加速させてしまいます。
そのことから梅宮辰夫さんも80歳という歳を考えると、歩行器がないと歩けないというのも分かります。
この手術が終わってから梅宮辰夫さんは、人生の終わり方について考えたようで、芸能界に未練はない。
引退してもいいかな…と考えるようになったそうです。
そして、引退の可能性が高いことを裏付ける事実として、都内にあった豪邸を売ってしまったそうです。
現在は神奈川県に住んでいるとか。
仕事を考えなくていいなら都内にいる意味はなく、引退してゆっくりしようと考えているようですね。
幸いなことに梅宮辰夫さんが患った十二指腸「乳頭部」がんは、比較的早期に発見がしやすいタイプのガンであるとのことでした。
梅宮アンナさんの会見での「ステージは1から2の間くらい」や、手術による治療で回復されていることから考えても、大事に至ることはなさそうです。
現在は自宅で療養中ですが、元気ということです。