80年代後半から90年代に女優・歌手として幅広く活躍し、人気を誇っていた裕木奈江さん

『北の国から‘92巣立ち』や『ポケベルが鳴らなくて』といった時代を映した作品に数多く出演し、その演技は女優として高い評価を得ていました。

しかし、ドラマの役柄の影響でバッシングを受けたことによりいつしか「女性に嫌われる女性」というイメージが付いてしまい、出演する作品の視聴率は軒並み低迷。

芸能界から遠のく状況となってしまいました。

そんな裕木さんが今年1月スタートのドラマ『FINAL CUT』(関西テレビ・フジテレビ系)で23年ぶりの連ドラ出演を果たしたと話題となっています。

透明感があり、はかなげで可愛らしい印象だった裕木さんの現在の姿とは?

またバッシングを受け、干されることとなった原因についても詳しく見ていきましょう!

プロフィール

1970年神奈川県横浜市生まれで現在48歳の裕木奈江さん。

本名は田沢奈江で、海外ではNAE名義でも活動しています。

東京アクターズスタジオの第1期生として芸能活動を始め、1988年公開の映画『ソウル・ミュージックラバーズ・オンリー』でデビューを果たします。

90年代に入ってからは映画だけでなくテレビドラマやCMに出演。

また、ラジオでは『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めたほか、歌手としても活躍し、シングル9枚、アルバム7枚を発表するなどマルチに活躍されていました。

清楚で演技力も高く、現代でいうところの女優・夏帆さんのような可愛らしさでとても魅力的だった裕木さん。

人気絶頂だったにも関わらず、週刊誌からのバッシングやアンチが急増したことで次第に芸能界から姿を消してしまいました。

しかし芸能界を引退したわけではなく、2004年からは女優としての視野を広げるために文化庁新進芸術家海外研修制度で在外研修生として1年間ギリシャに留学し、英語と演劇を学んだと言われています。

その後はロサンゼルスでオーディションを受け海外作品に出演するために積極的に活動されていたようです。

その努力が実り、2006年にはクリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』やデヴィッド・リンチ監督の映画『インランド・エンパイア』に出演するなど国際派女優としてキャリアを積んでいきました。

プライベートでは大物プロデューサーとの肉体関係を断ったために干されたといった噂があるものの、1999年にヘアーメイクアーティストの男性と結婚。

ロサンゼルスに移住し生活していました。

しかし2010年に離婚されています。

現在は趣味である写真を撮りながらスイスに移住し、悠々自適な暮らしをしているようです。

ドラマでのバッシング原因は?

裕木奈江さんを検索すると「バッシング」というワードをちらほら目にしますが一体何があったのでしょうか?

裕木さんがバッシングを受けた原因。

それは、ドラマでの役柄が深く関係しているようです。

というのも、自身の知名度を上げた作品である『北の国から‘92巣立ち』では、吉岡秀隆さん演じる純が妊娠・中絶させてしまう少女・松田タマコ役、『ポケベルが鳴らなくて』で演じたヒロインの保坂育未は緒形拳さん演じる男性の29歳下の不倫相手という役柄だったため、「女性が嫌う女性」というイメージが付いてしまい世間から不本意なバッシングを受けてしまったようなのです。

役で演じただけで裕木さん自身がそうだったわけでは決してないため、とばっちりもいいところなのですが…

当時はドラマ人気黄金世代ということもありドラマから社会現象となるようなトレンドが発信されるなどテレビの影響力がとても強かったため、演じた役柄=現実での人柄と勘違いしてしまう人が多かったことがこのようなバッシングに発展した原因とも言われています。

ブログに公開した現在の姿が話題!

ブログに公開した現在の裕木さんの様子ですが、とても48歳とは思えない可愛さですよね!

人気絶頂だった当時と変わらない透明感で本当に若々しいです!

今年初めに投稿された自身のインスタグラムではドラゴンフルーツとともに裕木さんのお顔も映されており、この投稿にファンからは…

「可愛すぎます‼」

「相変わらずかわいいですね♪」

「スッピンでこの角度でこの美しさってすごい!」

「昔と変わらず綺麗ですね」といった美貌を絶賛する声が数多く寄せられました。

ツイッターでも大人になってから1番短いというショートカット姿を公開しています。

美しい人は本当にどんなヘアスタイルでも似合ってしまいますよね!

2009年に離婚された後は再婚もしていないため、のんびりと海外で生活しているようで、スイスを拠点にトランク1つで野宿する旅を楽しんでいるようです。

世界を飛び回りながら好きなことに没頭する生活…

とても羨ましいです!

自由奔放な生活が外見の美しさにも表れているのかもしれませんね。

23年ぶりのドラマ出演を果たした裕木さん。

一時期は噂やバッシングによりかなりつらい状況もあったと思いますが、苦境を乗り越え海外で演技スキルを磨き、自分らしく生きている姿は1人の女性としてとてもかっこよく憧れる存在です。

今回のドラマ出演をきっかけにまた日本の芸能界でも活躍してほしいですね!