なぜ車椅子?

「北朝鮮建国70年の記念式典」に参加するため空港に現れた、アントニオ猪木さん。

顔色もすぐれず、屈強な肉体もしぼんだように見えた姿には、そこにいた誰もが驚きを隠せなかったと言います。

そんなアントニオ猪木さんの車椅子について、周辺の関係者は、「腰を痛めているため」と発表しているようです

しかし、マスコミ関係者などは、持病の”糖尿病”ではないかと噂になっています。

腰の治療のために長期入院をしていたため足腰が弱っており、車椅子に乗っているという関係者や本人のコメントのようですが、その風貌は明らかにやせ細っており、以前のアントニオ猪木さんのイメージとは全く変わり果て、かねてから噂されていた”糖尿病の悪化”を疑う声が、広がっています。

後にアントニオ猪木さん本人はこのことについて、「腰の手術から退院して、1週間もたっていない状態だった」とコメントしています。

やはりこのように、本人はあくまでも”腰の手術後だったため”とのことのようです。

ですが、アントニオ猪木さんもすでに後期高齢者ということもあり、今後の体調が心配されるところです。

プロレス業界でも以前から、アントニオ猪木さんの体調を危惧する声が少なくない。

ある興行関係者は、「猪木さんの体はボロボロです。腰の手術をしたばかりで訪朝時も車椅子でしたが、長年重度の糖尿病を抱えていることに加えて、最近は少し理解し難い言動も目立つようになった。悲しいですが、政治家としては今回の訪朝が最後の花道になるかもしれません」と語っています。

2017年10月に、生前葬を開いたアントニオ猪木さん。

もう、思い残すことはない?

ちなみに、アントニオ猪木さんがこのような車椅子姿でも、あえて訪朝したことについてですが…

北朝鮮側は2020年の東京オリンピックにむけて”参加する意向で、南北で一緒になって協力したい”とアントニオ猪木さんに伝えたそうで、車椅子姿で訪朝したアントニオ猪木さんに対して、「車椅子でも訪朝したことに、大変感動してくれた」と明かしています。

ですが、日本政府はそもそもこの訪朝を快く思っておらず、冷ややかな目で見ているそうです。

まとめ

現在、アントニオ猪木さんも後期高齢者になりました。

現役時代にはプロレス界の黄金時代をつくり、さらに異種格闘技という世界をつくりました。

そんな彼の現役時代を知らない世代にも、その名を知られています。

しかし、2017年頃からは、体の不調を訴え弱音を語る場面もありました。

アントニオ猪木さんはプロレス引退後、政治家になり様々な批判や意見を言われておりますが、その信念ある生き方は、やはり尊敬できる人でファンならずとも学ぶところが多いのではないでしょうか。

今後も、”燃える闘魂”アントニオ猪木の凄さを見守っていきましょう。