現在の状態(2020)
KABA.ちゃんは2014年に『ウチくる!?』にて、去勢したことを明らかにし、戸籍変更を行うつもりだと表明しました。
そして、翌年の2015年の『ノンストップ!』にて、性別適合手術を受けることを明らかにしました。
2016年3月30日についに性別適合手術を受け、4月3日に無事に手術が完了したことを、KABA.ちゃんはFacebookにて発表しました。
そしてKABA.ちゃんは性別適合手術にて、膣を体内に作りました。
しかし、もともとない膣を作るということは、体にとっては大きな傷をつくるようなものです。
本来傷がついたら、体は自然に傷を治していきます。
ピアスの穴も、長期間付けずに放置するとふさがります。
それと同じように、膣もそのままだと回復力によって、傷を治すように閉じられてしまうそうです。
KABA.ちゃんは膣が閉じられないように、体の機能を阻害するダイレーションを行いました。
ダイレーションとはダイレーターという棒状の器具を使って行うのですが、そんな中KABA.ちゃんは、ダイレーターを挿入するときに膣が破れて、膣を作り直す再手術を行うことになったそうです。
ダイレーションは、ふだんは自分自身で行わなければならず、ダイレーターの太さもさまざまで、おそらくKABA.ちゃんはなかなか入らないのに、無理矢理入れたのでしょう。
やはり、性別を変えるということは並大抵のことではないということですね。
えええええええええ、カバちゃんダイレ無理にやりすぎて膣破れて再手術になったの? 初めて知ったわwww そして結局腸で作り直したのかー。
— 更紗 (@sarasa1980) January 30, 2018
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そんなKABA.ちゃん、何度も整形をくり返しているようです。
まず、性別適合手術の前に、わかっているだけで6回も手術を行っています。
メンテナンスなど細かい調節を入れればそれ以上になるのではないでしょうか。
KABA.ちゃんはまず、女性らしい小顔になるために顎を削りました。
その後耳たぶを大きくする福耳手術を2回、目の整形(眼瞼下垂と二重ライン修正)、頬骨、糸リフトを行いました。
KABA.ちゃんは現在もホルモン注射やヒアルロン酸注入をしており、肌にハリが出て、女性らしい肌質になっているのだとか。
さらに、豊胸手術もしているそうです。
声帯手術微妙そうだなってkabaちゃん見て思った
— もい (@Goiaba_Mo) August 5, 2018
そして、KABA.ちゃんは性別適合手術をした際に、同時に声帯の手術も行い声を高くしました。
男性に比べたらナチュラルに高い声が出ているようです。
ただ、最初は音が高くて、年齢も年齢なだけにあまり声がでなかったそうです。
その後は、両親に「一華(いちか)」という新しい名前を付けてもらい、戸籍上の名前と性別を変更しています。
KABA.ちゃんの新しい名前が、椛島一華(いちか)だそうな。KABA.ちゃんは「世界に一つだけの花」の振付師だから、感慨深いなぁ。素敵な名前だ。
あの歌に否定的な人は「NO.1にならなくてもいい」の部分を非難するけど、なってもいいし、大事なのは「もともと特別なオンリーワン」— 流 (@aristoteles_n) September 25, 2016
KABA.ちゃんは何度もいろいろな部分を手術して、やっとの思いで女性になれました。
性別適合手術前のカウンセリングでは、本当に女性になりたいのか、ゲイとして男性が好きなのではないかと迷ったこともあったそうです。
しかし、現在は女性になって、女性としての人生を謳歌しているKABA.ちゃん。
これからは、もっと女性としてさまざまなことを楽しんでほしいと思います。