事件後の容態
冨田さんは2016年5月21日に刺傷事件が起きてから意識不明の状態が続いていましたが、約2週間後となる2016年6月3日に意識が回復しました。
意識回復時は、内臓などへの損傷はなかったと報道されています。
もちろん意識を回復したことは喜ばしいことですが、回復は奇跡的なものであり、非常に危険な状態であったことも間違いありません。
ただ当時は、それ以上の詳細が伝えられることはなく、実際の症状がどんなものなのかは不明のままで、ネットなどではいろいろと憶測(失明・重い後遺症等々)が流れることがありました。
一部では、死亡説も流れました。
20か所以上めった刺しされ、生きていたというのが奇跡といって良いと思います。
そのことからも死亡説が流れたのは当然といえば当然です。
ナイフで刺され続けた事で、特に入院中は心が崩壊し、心の死亡説も流れました。
処置用のハサミを見るだけで怯えてしまい、また、お見舞いにくる人全員に対して不信感がぬぐえず、自分を刺そうとしているのではないか?と思ってしまう程の重いPTSD(心的外傷後ストレス障害)でした。
現在もPTSDがまったくない訳ではないですが、家族や友人に支えられ生きていらっしゃいます。
冨田さんの当時の様子は、2017年2月に始まった公判の中で、冨田真由さんが現在の状況を自ら証言し、改めて浮き彫りになっています。
精神的な後遺症と合わせ、顔を含む全身20ヶ所以上を刺された冨田さんですが、幸いにも失明は免れたようです。
しかし、その後は視野が狭くなる視野狭窄という後遺症により苦しまれています。
また体の一部に麻痺が残り、発声も以前と比べて難しくなってしまったとのことです。
日常生活も観える景色も変わってしまったのではないでしょうか。
現在の状態は?
現在の冨田真由さんの症状はどうなっているのでしょうか。
冨田真由さんの真実味のある情報は2017年より出ていないようです。
顔の傷跡はどこまで回復しているのでしょうか。
綺麗な顔に戻ってるのでしょうか。
ただ、容態として、命の心配はないものの、後遺症として歩いたり、うまく話せなかったり顔に傷がまだ残っていると考えられています。
身体の部分だけでなく心の部分もどれだけ回復したかが気になります。
一人で外へ出歩く事ができなかったり、男性を見ると事件の事を思い出す事が続くようであれば、辛い事です。
私生活で、事件前のように自由に生活できるようになっているのでしょうか。
芸能活動に復帰する希望は昨年発言されていますが、現在の状態はわかっておりません。
昨年まで歌を続けたい想いでリハビリを頑張る様子が報道されましたが、今は死亡説が出たほどの音信不通の状態です。
リハビリを続けていて、声の状態がどこまで回復したかが気になる所です。
PTSDは、何度も切り付けられた事が事件後も思い出す事が続き、公共機関に1人で乗れないという事等、一種のトラウマとなっているようです。
怪我の後遺症で普通に会話する事も、歩く事も難しい状態でしたから、どれだけ普通の生活がまずできるようになったかが疑問です。
まだ、芸能活動は難しいと考えられます。
顔の造りは生まれつきですが、表情や雰囲気は言葉と同等のコミュニケーションツールです。
表現する上で不具合があると芸能活動はかなり厳しいと思います。
昨今の医療技術をもってすれば、ある程度はしっかりと整えることができるように思います。
激しい交通事故の被害者の方もキレイ元通り治ってる画像をよく見ます。
傷の程度がわからないので何とも言えませんが、また冨田さんの笑顔で癒される日が待ち遠しいです。
本人としては、舞台女優の道はあきらめているものの、歌だけは奪われたくないという発言から、特に声を出すリハビリには力を入れていると考えられます。
事件前は亜細亜大学在学中で、事件後も通学していた情報はあるものの、具体的に卒業したという事はわかっていません。
怪我の後遺症が大きく、以前のような舞台女優やシンガーソングライターとして本人が諦めている部分があるようです。
まずは、本人が日常生活に戻れるようになり、冨田真由さんが過去や未来を考える恐怖から救われ、今を幸せに思えるようになってくれる事を心より祈っております。
まずは、本人が日常生活に戻れるようになり、冨田真由さんが過去や未来を考える恐怖から救われ、今を幸せに思えるようになってくれる事を心より祈っております